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新たな決心をするべきか2006年03月20日 23時29分17秒

もう17年近く前のことになりますが、あるきっかけがあって、わたしはNHKラジオ英会話という番組で勉強することになりました。当時、清泉女子大学教授の大杉正明先生という方が講師をなさっていて、アシスタントはバレリー・ケインさん、ジェフリー・クラークさん。ミスターオースギの控えめで謙虚なお話ぶりにすっかり魅かれ、以来彼がロンドン留学で番組を辞されるまで、わりと熱心なリスナーでした。

もともと中学時代から、読み書きは何とかしよう、けれど、わたしには話す・聴くは無理、と諦めていて、その気持ちに変わりはなかったのですが、ただ聴くだけの生活が2年経ったある日、突然英語が耳にぽんぽんと入るようになりました。そうなると面白くなってきて、自分なりになんとか聴く話すが、たどたどしいながらも、だんだんできるようになってきました。

ところが、大好きな大杉先生が辞められてから、それまで一年のうち、聴かない日は1回か2回だったのに、だんだん聴かなくなってしまって、今やテキストも買わず、当然の結果として、話すのも聴くのも、元の状態に戻ってしまっています。まあ、講師の好き嫌いを理由にやらない→できなくなった、というのは、まぎれもなく責任転嫁で、気の効いた小学生だって、こんな言い訳はしませんよね。

会話にちょっとした自信が(あくまでも自信過剰の自信でしたが)あったころに、なぜかドイツ・ハンブルグ出身の友人ができて、彼女とは今でも月に1,2度電話で話すのですが、本当にツライのです(-_-;)彼女の母語はドイツ語ですが、わたしとは英語だけが手段。お互いに母語でない分、寛容に話ができますが、ほんのちょっとした単語の意味を聴き手が知らないと、話手は結構大変。そういう時、語学力があれば、なんとか説明するという手段がありましたが、今のわたしには無理なのです。

さてそこで、この4月から、やはりもういちどはじめようかな、ということを考えています。動機はあるわけですから、あとはちょっとした決心なのです。