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やっと日の目をみることになった反物2006年05月23日 21時34分18秒

このブログを始めて5ヶ月経ちますが、いつもうっかりしてしまうことがあります。

わたしは以前から日記をつけているのですが、ブログを更新すると、もうそれで日記をつけたような気になって、うっかり忘れてしまうのです。それで、今日は日記をつけてからこれを更新しています。しばらくこの順でやってみようと思います。

反物になったままのゆかた布がありました。6年前、わたしが家庭教師をしていた生徒さんのお母様から、生徒さんの合格のお礼にいただいたものです。わたしは高校生の頃に、知り合いの塾経営していた近所のおばさんから、「今日の先生が来ないの。あなた、代講して!」と、ムンクの叫びのような形相で頼まれて以来、自分の頭の程度はそっちのけで、教える喜びを知りました。大学を卒業し、仕事を始めてからも、ずっと続けて1,2人の家庭教師をしていて、結局はつい最近まで、教えていました。

反物をいただいたとき、和裁のできた母は、「これはとても良いものよ。」と言っていました。当然母に作ってもらうつもりだったのですが、それもできなくなってしまったのでした。

それが今日、妹からのひとことで、彼女に仕上げてもらうことになりました。母親似で、和裁洋裁が好きな彼女がやってくれるといいなと、秘かに願ってはいたのですが、子どもも手がかかるので、頼むのをためらっていました。 ちょっとうれしいです。

先週末に出かけた、那須というところは、後から観光用に美術館などがたくさんできていますが、そういうところは別として、高原の空気と森林浴、温泉、牧場とおいしい乳製品、殺生石、茶臼岳(ちゃうすだけ)・朝日岳・鬼面山(きめんざん)くらいが特徴でしょうか。 今回も、オンボロ車にムチ打つようにして、車で行ける山の展望台のところ(よく皇太子さんが登山を始めるところ)まで行ったのですが、これが結構な急坂で、ローギアでしか登れないところもあるくらいです。 わたしは登山の趣味は全くないので、眺めるだけなのですが、いつもは、険しくそそり立っている朝日岳に興味を覚えるのです。が、今回はまた、違ったところに目がいきました。山に向かって朝日岳の右続きに鬼面山があるのですが、これらの稜線がカテナリー曲線(ひもの両端をもってぶるさげたときのカーブみたいなもの)をもっとゆるやかにしたようで、美しいと思いました。素人考えでは、この稜線を人間が走って往復したら面白そうだなぁ、なんて。山もハゲ山に近いかなと思っていました。 ところが帰ってきて調べたら、鬼面山は笹の多いところで、登山はかなりの難所とわかり、山の恐ろしさを感じたしだいです。

うっかりブログ用の写真を撮り忘れ、みんな私がドーンと写っている写真なので、載せられないのが残念です。