現在の閲覧者数:

東京オリンピックを目指そうか2006年09月02日 22時52分25秒

午前中は、家の中のたまった仕事をしました。このところ、食欲があまりないので(というか、初めのうちは本当に食欲がなかったのだけど、それに乗じて痩せようと思ってからは、食欲がないと思い込むようにしているフシもあるんだけど)お肉のようなものとか、オイリーなものはあまり食指が動きません。というわけで、今日のお昼は、最近よくお世話になっている回転寿司。うちの近所には違うお店が3件あるのですが、ネタがそれぞれちょっとずつ違って、面白いです。

午後は知人に頼まれた、山梨・勝沼のお勧めワイナリーをピックアップして、メールしました。知人は簡単に教えてなんていうけれど、勝沼だけで30件以上あるワイナリーの特徴を挙げたらきりがないので、とりあえず、町営ぶどうの丘と、『勝沼ボトル』を持つワイナリー8件を教えました。わたしもまた、近々行こうと思っているのですが、やっぱり前に行ってよかったところは、きっとまた行ってしまいそう。原茂ワインはやっぱりあの雰囲気が好きなので、きっと行きます。

夜は例によってプール。先週、先々週に引き続き、バタフライレッスンを受けました。小学生のころ、NASの記録会で金(だったと思う)メダルをいただいた経験のあるわたしは、筋力が付けば、以前のように泳げると内心思っていたのです。が、先々週のレッスンでは、かき終わった腕のリカバリーに力が入りすぎていると教えていただき、十分自主トレをして臨んだつもりの先週のレッスンでは、やさしいA先生から、先週と同じですね、とソフトに言っていただいたのですが、非常に落ち込みました。実はロッカールームに帰って、大人げもなく涙が出てしまいました。そして、今週も、ムキになって、自主トレ。もうこうなったら、『スポ魂』モノになっていて、仲間からは『やりすぎだよ~、もっとラク~に考えなきゃ。』などと冷やかされた一週間だったのです。で、本日のレッスンでは、A先生は、『だいぶ進歩しました。まだ、頭で考えて泳いでいるようなので、自然にできるように頑張りましょう。』と。昼間デスクワークしてても、腰や腕が痛いほど練習したのに、まだまだなんだわ、というのがわたしの正直な感想。バタフライへの道は、険しい。でも、頑張るわ!楽しく泳ぐのも大事なことだと思うのですが、わたしとしては、無駄のないフォームで、早く泳いだり、長い距離を泳いだりできるようになりたい。おばあさんになっても、体力があって、元気でキレイでいたいと思うこのごろです。

フルーツケーキ2006年09月03日 22時08分55秒

ヒロ子先生のフルーツケーキ

わたしの母という人は、わたしが作るお菓子の一番のファンだったと言ってもよく、『時間があったらでいいから、何か作って。』とよく言ってくれていました。何がいいのか尋ねると、決まって『あなたが作るものはみんな美味しいから、何でもいいわ。でも、フルーツケーキが好き。』と。親とはこんなにもありがたいものなのに、リクエストの何分の一も答えなかったことが悔やまれてなりません。母のお通夜の前の晩に、こんなことをしても何にもならないと思いながらも、泣きながらフルーツケーキを作り、母の棺にそっと納めたときの空虚な気持ちが忘れられなくて、その後、たくさん作っておいたミンスミートを前に、どうしてもフルーツケーキを自分の為に焼くことができずにいました。

今日、わたしの通うお菓子教室でアシスタントをしていたH先生が、フランス修行から一時帰国され、教室をなさるというので、行ってきました。そう、3月4日のこのブログでも書きましたが、写真のフルーツケーキを作ってくれた彼女です。今日のメニューの中には、このフルーツケーキがありました。わたしのようにミンスミートを入れるのではなく、フルーツ数種のチャツネを入れる、とてもおいしいものです。3月にこのケーキをいただいたときに、いつかこのケーキを習いたいと思ったのですが、こんなに早くチャンスがめぐってくるとは思いませんでした。

フルーツチャツネは2日がかりで作るとても手の込んだものでした。やっぱり手をかけると美味しいものができるのですね。

さて、ここでひとつ考えました。秋に向かって、そろそろフルーツケーキを焼いてみようかしらと。たかがお菓子ひとつなのですが、わたしにとっては、状況がそろってきているし、自分の気持ちも無理なく素直に入っていけそうなので。それに、フルーツケーキは、悲しい思い出ばかりではなく、このケーキを挟んで、たくさんの楽しい会話があったのです。そうだ!もうひとつありました。妹の結婚披露宴の引き菓子に、わたしが100本以上も焼いたケーキでもありました。いらしていただいたお客様は、みんな妹が焼いたと思っているのだけど。

もうすこし経ったら、フルーツチャツネを作って、美味しくできたら、Hさんのように通販しようかしら・・・・・・。

写真は今日の教室で作ったフルーツケーキ。飾りのマジパン細工は、今月末から彼女が働くフランスのアルザス地方にあるお菓子屋さんのもの。とてもリアルできれい。

秋の気配2006年09月05日 23時19分44秒

Citron Chocolat 

朝晩は涼しくなってきました。 今朝起きたときは、何だか体が熱いような気がして、一通り仕度を終えてから、やっぱり気になるので、熱を測ったら38度1分。でも、それほどあるとは思えない程の元気はあったし、体が痛いなどの症状もなかったので、出かけました。

とりあえず、一通りの仕事を終え、帰りにスーパーに寄ったら、もう新物りんごが出ていてびっくり。青森の『つがる』という品種でした。うちは毎年12月になると、福島の会津や市内の知人から、宝石のようなりんごが贈られてくるのですが、その季節のものという考えがあったので、まだ夏も終わりきらないこの時期に見たのは驚きでした。こうしてどんどん日にちが経っていくのでしょうね。りんごの時期は、アップルパイ、イギリス風フルーツケーキ、りんごのタルトなど、この季節にしかできない美味しいお菓子を作る季節でもあり、また、先日習ったフルーツチャツネや、ミンスミートといったお菓子の手作り材料を仕込む時期でもあって、真面目にやったら、大忙しです。『紅玉』という品種が出始めると特に。 そういえば、栗も出ていて、驚きました。

写真は、先日のお菓子教室でのもう一つのメニュー、シトロン・ショコラというタルト。レモンクリームの下に、おいしいものがもう一つ隠れています。それは明日。

日延べさせていただきます2006年09月06日 22時48分42秒

きのうの宿題があるのですが、去年簡単な日帰り手術をしたところが、痛みだし、ちょっと辛いので、また後日。すみません。たぶん疲れただけなので、すぐ治ると思います。

警鐘を鳴らされたからには2006年09月07日 22時35分46秒

シトロン・ショコラ断面写真

熱もだいぶ解がり、きのう痛かったところも、今日はどうやら大丈夫なようで良かったです。手術をしてから来月4日でちょうど一年になり、一年後にまた検診に来るようにいわれたことを思い出しました。こういうことは手帳には書いてあるのですが、症状が何にも出ないと、病院嫌いのわたしとしては行かなくてもいいか・・・・・・ということになってしまうので、昨日の痛みは警告と受け止め、来月検診に行こうと思いました。

昨日は父が、あんまりひどい言葉でわたしにどなりつけるものだから、もう本当に気持ちがふさぎました。年齢からくるものであり、たぶん認知症の症状だろうと思っていても、あんまりにもひどい言葉で言われると、精魂尽き果てます。きのうは昼間たまたま仕事で会った年配の女性に、とても褒められたので、そのことを思い出し、乗り切りました。まったくヘンな話ですが。こちらの話していることが伝わらない相手と話しをするのは、互いに伝えようとしても共通の言語がなくてもどかしい場合より、ずっと辛いものです。

写真は一昨日のシトロン・ショコラの断面です。ショコラと名前にあるとおり、チョコレートを使っているのですが、タルト生地の表面にチョコレートコーティングをして、さらにチョコとフイヤンティーヌという薄いクッキー生地を砕いたものを混ぜたものを敷きます。そこにレモンクリームを流して出来上がり。このチョコの仕掛けは、冷凍で通販した場合の、Hさんの工夫だそうで、タルトを美味しくし、また丈夫にする役目もあるのです。

いじわるな顔2006年09月08日 23時04分10秒

パリのお土産

今日は大体本調子になったので、夜、プールに行ってきました。前半はロングスイムのクラス。今日はわたしが先頭で泳いだので、調度いい機会だから、ロングスイムの趣旨からははずれてしまうけど、全力でタイムを短縮できるように泳いでみました。30分泳ぎ終わったあとは、脈拍が156/分。これはキツすぎで、やらないほうがいい状態かもしれない。

このロングのクラスに、まだ入ったばかりで、ロングを泳ぐのは初心者の年配の女性がいます。正確な彼女の年齢は知りませんが、たぶん60台半ばかしら。わたしが彼女の年齢だったら、きっと怯んでできないと思うのに、彼女はしんがりを一生懸命泳いできます。まっすぐに泳げないときもあったりしますが、わたしは彼女の頑張りに、感動しちゃうくらい。本当に苦しそうです。

でも、くちさがない人はいるもので、わたしのすぐ後を泳いでいるベテランの女性は、何やかやと彼女のことを言います。まっすぐ泳げないとか、その他いろんなことを。そういっている彼女の顔は、なんとも形容しがたいコワイ顔をしています。人は悪口を言うとき、こういう顔をしているのだと思いました。

わたしも、どこかできっと言っている人の悪口。これも?謙虚な気持ちで、人と接することができるよう、努力しようと思った日でした。

写真は、先日のお菓子教室でのHさんのパリ土産のお菓子。こういうの、何て言う名前なんでしょうか、聞きそびれました。パリではいま、マリーアントワネットの映画をやっているそうで、街には、こうしたかわいらしいお菓子が並んでいるそうです。でもさすがはフランス菓子で、どれを食べてもただ甘いというものではなく、フルーツの香りがつまっていて、とても美味しいものでした。

やっぱり作りたくなってしまった2006年09月09日 23時32分41秒

ジャムのティスティング

今日は車の一ヶ月点検で、朝、車を持っていきました。車に異常はなかったのですが、先日、上野のコインパークに停めていたら、運転席側の側面にわざとつけられてしまったようなキズがあって、そこをさびないように工夫してもらいました。イメージとしては、液状ホワイトとか、マジックペンのようなものでなぞってもらった感じ。こんどの車はホワイトパールなので、こういうことをしてもらうと、キズを知っている場合は、わかってしまうでしょうが、まあ、車は道具ですから、いいやと思っています。それに気になるのは、最初だけ。それにしても、一ヶ月で長距離旅行もしないのに、400㌔乗っていたことに驚きました。

先日のフルーツケーキを習ってからというもの、それに入れるチャツネを作りたくてしょうがなくなってしまっていて、本当はりんごの「紅玉」がでてから作ればいいのに、「つがる」で作ることにしました。紅玉でない分、習ったレシピとは別に、もう一つ、旬の果物を足そうかなというアイデアが浮かんでいて、「つがる」バージョンではそれをするつもりです。「紅玉」がでたら、習ったレシピのを作って、今年の冬は2種類のチャツネをと考えています。

そんなわけで、車の点検後、そのまま家に帰ってもよかったのですが、チャツネに必要なほかの材料を買いに、入谷(田原町)のかっぱ橋道具街へ行ってきました。重いものを買うときは、車に限ります。更には厩橋東詰の海老屋(えびや)という佃煮屋さんにも寄って、父の好きな佃煮を買ってきました。父は幼い頃からここの佃煮を食べていて、どうもここのが好きなようで、デパートなどには出していないので、ここに来るしかないのです。実は浅草・吾妻橋の東詰にとても似ている名前の佃煮やさんがあるのですが、ここはまたかなり味が違います。

わたしはあまり佃煮は食べないのですが、食べるとなれば、たらことあみが好き。

写真は、先日のお菓子教室での、ジャムのティスティング風景。Hさんがこれから働くアルザス地方のお店のものです。たまねぎとイチジク、ブルーベリーのそれぞれ甘くないジャム2種と、バナーヌココ(バナナとココナッツ)、そしてマーマレードのそれぞれ甘いジャム2種。

思わぬところで、ゆびきりげんまん2006年09月10日 22時18分40秒

ジャムティスティング

姪っ子1号が、今月からわたしの行っているスイミングスクールに通いだしました。初日、何だか心配で、妹と一緒に付いて行ってみたのですが、何を思ったか、、妹の手を振り払い、ロッカールームへ「おばさまと行くー!」というので、付いて行きました。まもなく彼女の考えがわかりました。姪はわたしと一緒に泳げると思ったらしいのです。それができないとわかったときは、初めてのところで心細いような顔をしていました。

それで、その時、約束しました。日曜日の自由水泳の時間帯なら一緒に泳げるから、そうしようと。いつというものではなく、漠然とした約束でしたが、子供との約束はなるべく守るようにしているので、今日それを実行しようと思ったのですが、妹一家は、今日は幕張でやっている恐竜展に行っていました。これもなぜか、姪っ子1号の興味の対象らしいです。

時間は変わって、夜、なんだかケーキが急に食べたくなって、近所の不二家でケーキを買っていました。そうしたら、姪っ子1号から電話。今日、一緒に水泳に行けなくてごめん、というようなものでしたが、わたしが「また来週一緒に行けばいいのだから、(そんなに気にしなくて)いいのよ。」といったら、姪「約束ね。じゃ、電話で指きりげんまんしよう。」といわれ、不二家のおねえさんに会計をしてもらいながら、携帯電話でゆびきりげんまんの歌を歌いました。不二家のおねえさん、少しは事情が飲み込めていたようで、笑ってくれたから、かえって幸いでした。

写真は、昨日のジャム。パンやバターに混じって、右上がイチジクとタマネギのジャム、右下がバナーヌココ、左下がマーマレード。どれも美味しかったけれど、イチジクとタマネギのジャムが一番美味しかった。

時間をかけた分、おいしく良い香り2006年09月11日 22時52分02秒

製作途中のフルーツチャツネ

今朝は、ベットの頭の上にある3角出窓に雨が当る音と、雷の音で目が覚めました。午前4時ごろ。真夏と違って、近頃日の出は5時台になっているので、朝のウォーキングも先週一杯でおしまいにしています。頭痛が半分きていたので、すぐにマルサルトを舌に落として、アイスノンをしたら、両腕と胸に倦怠感は残りましたが、6時には、何とかなっていました。

今日はプールの休館日なので、夕食後、昨日作り始めたフルーツケーキ用のフルーツチャツネ作りの続きをしました。材料を準備し、それぞれの順にフルーツを入れ始め、全部で、りんご、オレンジ、バナナなど、数種類のフルーツを入れました。習ったときに、アレもいけそう、とピンときたものを1種加えて、オリジナリティーを出したつもり。本来はまず、習ったものをまねるところから始めるのが本道でしょうが。そういうわけで、昨日4時間ほどつきっきりで煮込み、今日は2時間。この間、焦げないように絶えずかき混ぜていました。それでも、家庭用のパウンド型15台分しかできない分量で、泣けます。

というわけで、今日の写真は、さっき完成した、フルーツチャツネ作成途中の写真です。これでフルーツケーキを作るのが楽しみ。冷蔵庫で1年保存できるそうですが、すぐになくなってしまいそう。

水温の変化で季節を感じる2006年09月13日 23時29分33秒

タルト・オ・シュクレ

昨日は、8年続いた『源氏物語を読む』会の最終講義だったのですが、こともあろうに、些細な用事ができてしまって、行くことができませんでした。行くことができなかったというより、安全を考えて、些細な用事をすることを選択しました。些細なことというのは、些細ですめばよいのですが、もしすまなかったとしたら、とても大変なことになると思ったからです。

家事もするようになってからは、ある日突然、季節が変わったと思うことが年に2回ほどあります。冬から春と夏から秋の2回。朝、水道の蛇口をひねったとき、前日とは違う水温を感じませんか?まさに今朝がそうでした。昨日とは違う水の冷たさ。いよいよ秋の始まりですね。

大雨のなか、今日はお料理教室に行きました。まさか、今日がこんなに寒くなるなんて、お料理の先生も考えていらっしゃらなかったようで、残暑があるなか、食べられそうなお料理でした。前菜はサバのサラダ、メインがプロポのジュレ仕立て、デザートが砂糖のタルト・レモンクリーム添え。齢のせいか、あれほど好きだった仏料理なのですが、このごろは、ちょっともたれ気味。それでも、わたしの一番楽しみなのはデザートで、仏料理というものは、つまるところ、デザートを目指して食べるもののような気がするのは、わたしだけかしら。

写真は本日のデザート。タルトはイーストを入れたもので、作り方はとても簡単。それと、レモンクリームは、かなりすっぱいけれど、コレじゃなければだめという美味しさでした。