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真夜中の電話2006年09月16日 23時47分16秒

近頃は、ほとんど毎晩泳ぎに行き、始めのころはぐったり疲れていたのですが、それも慣れてきました。いちばん嬉しいのは、夜、よけいなことを考えずに眠れるようになったこと。それも、お酒を飲んで、寝るのと違い、真夜中に目が覚めて、悲しいことばかり考えて泣きながら朝を迎えるということもほとんどなくなりました。

昨夜は楽しいお酒に酔って、眠くなり、誤字までしてやっとこれを更新し、寝たのですが、夜中の1時すぎの電話で起きました。こんな時間にかかってくる電話は、たいてい悪いことだから、ドキドキしながら電話に出たら、義弟でした。なるべく冷静にを心がけながら、「どしたー?」と聞いたら、自分の家の鍵を忘れて、電話をしても玄関のベルを鳴らしても、妹は起きないみたいといいます。わたしは、妹の家の(つまり義弟の家)鍵を持たされているので、それを借してということでした。

三井系の会社に勤める義弟は、早く帰れることもあるのですが、再び東京勤務になってからは、終電に乗れればよいほうで、ときには築地の会社から真夜中タクシーで帰り、2,3時間家にいて、また7時には出勤しています。よく体がもつなぁと感心します。前にわたしが「セカンドハウスがあるんじゃないの?」と冗談まじりに言ったら、真面目な顔で「そんな経済的余裕はありません。」と言われました。納得のひとことでした。

彼がわたしに電話をかけてくるのは、彼の言葉で言えば「おねえちゃんは、100パーセント電話に出てくれる」からだそうです。以前、ある所に携帯電話を置き忘れ、2,3日のことだし、電話を持っていない生活をたまにはしてみたいわ、とのんきなことを言っていたら、そうしなくていいといったのに、義弟がわざわざ携帯電話を取ってきてくれたことがありました。わたしが時間を問わず電話に出るのは、高齢でもなお会社勤めをしている父や幼い子をかかえた妹がいるからですが、たいていは、いろんな人に便利がられているということもわかりました。ま、いいか。