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翌日はベットから起き上がれないほど疲労2006年09月23日 22時26分37秒

タルト・オ・シュクレ

金曜日は、妹が姪たちを連れてきて一緒にうちで夕食をすることが多いのですが、昨夜もそうでした。わたしも時間をやりくりして、大急ぎでみんなが好きなものを作ります。本当は妹が作っておいてくれればいいのだけど、彼女もとても疲れているようだし、わたしも、喜んで食べてくれる人がいるというわけで、たいしたものはできないけれど、キッチンに立ちたくなるわけです。

いつも、姪っ子1号の好みで、お魚のメニューが多いのですが、お肉も好きになってもらいたいと思い、昨日はハンバーグにしてみました。ヘンなことに、子供の喜びそうなこういうメニューが得意でない彼女ですが、何とか食べてもらおうと工夫しました。タマネギをみじんにすると口にのこるので、すりおろしていれました。それとふんわり感を出すために、パン粉を多めにして。味は赤ワインとケチャップとソースのなんちゃってデミグラスソースにしました。また、付け合せは、ニンジンのグラッセを賽の目に切ったもの(不思議なことに、賽の目切りなら食べるんですよ。)と、ポム・サブレというジャガイモ。ポム・サブレは簡単で美味しいです。ジャガイモを5ミリくらいにスライスして、ゆで(または電子レンジで下ごしらえして)、バターとサラダオイル同量のフライパンで表面がカリッとするまで焼きます。塩だけで味付けし、最後に細かいパン粉をふりかけ、フライパンをゆすりながら色をつけて出来上がり。ポイントは塩加減です。

大急ぎでできた夕食でしたが、姪っ子1号はすべて美味しいといって食べていました。そして、「おばさまは、いっつもエプロンしてて、おいしいもの作ってくれるよねー。」と嬉しいひとこと。 プールに行けなくても何のその、姪だけれど、家族とのやさしい時間です。

写真は、先日習ったお砂糖のタルトを、今日復習して作ってみたものです。美味しいけれど、わたしはもっとしっとり感のあるケーキの方が好きです。ブランデーやラム酒を焼き上がりにしみこませれば、大人の味にもなり、しっとり感も増すような気もします。上面のサワークリームを塗ったところは美味しいのだけれど。

そうそう、いつも姪のわたしを呼ぶ呼び方について、書こうと思っているのですが、忘れていました。彼女はわたしを「おばさま」と呼びます。こう呼ばれるわたしは、こそばゆく、他人はどんな素敵な「おばさま」なのかと振り向くのですが、たぶんがっかりさせています。姪が生まれるとき、わたしはどう呼んでもらおうかなぁと考えていました。よく、「おねえちゃん」とか言わせている人もいたけれど、わたしは彼女の姉ではないので、こう呼ばせたくはないなぁと思っていて、「おばちゃん」が一番正しいので、それにしようと思っていました。けれど妹は、独身のわたしを「おばちゃん」と呼ばせるのはわたしがかわいそうと思ったらしく、妹の考えで「おばさま」になりました。

姪が大きくなったら、わたしは自分の気にいっているファーストネームに「さん」をつけて呼んでもらうのもいいなぁと思っています。