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記念日に気持ち良く2007年04月02日 22時16分44秒

キッシュ~わたし風~
昨日のことから。
昨日はいつものように5時には起きました。やることが盛りだくさんだったので。キッシュの仕上げ、フランスパンのトーストとトマトとバジルの仕度、枝豆は早くから茹でて、ちょっといいお塩で仕上げておきました。そこまでしておいて、今日の仕事の準備。きっと夜遅くなると思って。

先日
http://serukuru.asablo.jp/blog/2007/03/30/1357432反省したように、わたしも元気いっぱいで、マスターズの人たちとのお花見に参加しました。桜の花の下でお花見(宴会)なんて、何年振りだろう・・・・・・と思いました。行ってみたら、当たり前だけど、みんな水着を着ていないので、違和感がありました。考えてみれば、面白いところに仲間入りさせてもらったと、愉快。今までのわたしでは、考えられないです。

みんな、いろいろな手作りのものを作ってきていて、中にはうちでは作らないけど、とても美味しいものが多くて、教えてもらいたいなぁというものがありました。いままで、あまり接することがなかった年代の人たちとの話は、とても勉強になるし、面白いです。でもって、がさつなようで、実はすごく気を使ってくれるんですね、若輩者のわたしにまで。自分の仕事や家族以外に、こんなに熱心になれるもの(水泳)がこうした年代の人たちにあるというのは、人に奥行きを持たせ、人生を豊かにするのだと、彼らをみて思います。そういう姿勢を見ると、わたしもこういうふうに歳を重ねていきたいと思ったりします。

女性は、お一人で何品も作っていらして、へっちゃらな顔をしている。すごいエネルギーです。わたしは、たくさん時間をかけて、ブリュスケッタと枝豆とキッシュを用意しました。女の子(?)の中では、たぶんいちばん若輩者のわたしの料理、とくにキッシュを、みんなが美味しいと褒めてくれて、とても嬉しかったです。食べるときに、少しでも温かいようにと時間を逆算してオーブンに入れて作ったのですが、とにかく、家族の『おねえちゃんのキッシュは美味しい。』という頼りない言葉しかなかったわけで、とても不安でした。でも、作るの、ちょっぴり大変でした。

お開き後、8人くらいでまた飲みに行きました。なんだか、今までバリアを張っていた自分がバカみたいで、こんなに楽しい人たちだったのだと、あらためて思いました。実は、昨日(4月1日)は、わたしがプールを再開してちょうど1年目。それまでのわたしは、どうしても消化できない悲しい気持ちと、ボロボロだった心を、仕事を猛烈にすることで身体をわざと疲れさせ、考えないようにしていました。でも、何の解決にもならなかった。それで、何か新しいことを始めて、そんなことや体の弱さから、何とか抜け出したいという思いでした。でも、きっと何ヶ月も続かないだろうと思っていたし、実際、マスターズのクラスに入るまでは、プールが終わって、駐車場で自分の車に入ると、何だか急に虚しくなって、よく泣いていました。やめるのは時間の問題という感じでした。

ところが、再開したプールで、ほんとうにたくさんの人に助けられてここまでこられました。はじめのころ、毎晩帰り際に、軽く『じゃ、また明日ね。』と言ってくれたOさん、プールへ行っても泳ぎたくなかったとき、ずっとやさしい目でわたしの話しを聴いてくれたF先生、傷つきやす「かった」わたしに言葉を選んで指導してくれたA先生、『何でも相談してくださいね。何でも。』と言ってくれたO先生、母の事故のことをしずかに聴いてくれたYさん、言葉はキツイけど、100本大会に強引に誘ってくれたKさん、泳いでいてくじけそうになるわたしに、『そーれ!』と小さな声でスタートを促してくれるTさん。その他にもたくさん・・・・・・。いま、書いていて、ありがたくて、涙が出てしまいました。感謝、感謝の人たちです。そして、マスターズのクラスに入って、本当によかったと思いました。

そんなわけで、昨日は自分の中で『1周年記念』の嬉しさで、ついつい飲みすぎてしまい、珍しく、お酒を飲んで、睡眠薬でも入っていたのではないかというほど急に眠くなり、少し酔ってしまいました。それでも、生きていれば、いいこともあるモンだわ、と久々に思った一日でした。桜の勢いも借りて。

というわけで、今年度初日の本日、ボスとも相談の上、仕事の形態が大幅に変化しました。今年度は、勉強>仕事≧水泳>家事>お菓子の先生(仕事と水泳のところがミソ)、の強弱で、この1年弱、突っ走るつもりです。頑張るもんね。

写真は、昨日持参した、キッシュ~わたし風~