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再起をかける自宅お菓子教室2007年07月28日 15時24分16秒

このごろ、更新を怠り続けているのですが、定期購読してくれている方にお会いすると、心配していただいているし、わたしも書かないと、一日の「おさまり」が悪いような気がするので、もう少し、頑張って書いてみようと思います。書かなかったのは、別に何があったわけでもないと言い切れもしないのですが、一番大きな理由は、わたしの文章は長く、それだけに時間もかかるので、夜、どうしても睡魔と疲労に勝てなかったというところです。短いブログを試みたこともありますが、「今までのと比べると、つまらない。」という意見もいただいたので、躊躇。そういうわけで、いろいろ試みてみます。

数日前、父が、自宅で「定期的に」お菓子教室をやってみたらどうだろう、と提案してくれました。いままでしばらくの間、不定期にやっていたことはあるのですが、それは断念せざるを得ない状況になって、いまは、生徒さんの家に複数で集まってもらってやるか、あるいは、地域センターの調理室を借りてやっています。わたしも本業があるので、これも不定期。

自宅でやるのを断念した理由の大きなことは、父が教室となる居間の食卓の上を自分の書斎のように使いだしたからでした。ほかに書斎が2箇所もあるのに。これが、教室の日だけ片付ければよい、という枠を大幅に超えた使い方。教室をしなくたって、料理をし、温かいものを温かいうちに食べてもらおうとする人間にとって、これほどいやなことはありません。

教室は食卓で実習をして、実習後はテーブルクロスをかけて試食していました。うちの食卓は6人までは充分に食事ができる大きさなのですが、それがいまは、わたしひとりが食事をするのも片付けなければならない始末。はじめのうちは、わたしも、ちょいとキレていましたが、いつのまにか父に逆ギレされるので、年取った父とバトルをするのもいやだから、自宅教室は自然消滅、でも、ささやかな抵抗で、食卓のわたしのカテゴリーが侵されているときは、キッチンでひとりで食事をしているわけです。

その父も、自分のいわば「犯罪」を自覚しているらしいことが、今回のことでわかりました。というわけで、わたしももういちど教室を再開しようかと思っています。といっても、この巨大な「書斎」を片付けるのも、おそらくわたしが9割は働かなければならないのですが。このところ、いろいろなことで、ちょっと落ち込んだりしていますが、それでも、こういう具体的なことをすることで、元気を取り戻そうかなと思っています。