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最近片頭痛復活のイヤな兆し2007年10月23日 23時59分59秒

 今日は父の病院の付き添いから一日がスタートしました。車で小1時間ほどの場所にある都立病院なんですが、ここ1,2年ほど前から、受付をすると、呼び出しベルのようなものを持たされます。この画面が、ひと昔、いや、ふた昔ほど前の、ワープロのように、とても暗い画面なのです。グレーの背景に、黒の、しかも小さな文字。ただでも年配者が多い病院に、この機械ほど不向きなものはないと思います。現に、待合で、誰かのベルが鳴ると、まず、自分のベルが鳴ったということに気付けばよいほうで、その患者さんは、近くの患者さんに 「何て書いてありますか?」と聴いている場面はしょっちゅうのこと。さらに、聞かれた患者さんも年配者なため、目を細めたり、画面の角度を変えたりした後、見えない。そのたびに、わたしが飛んで行って、「『各科の待合にお越しください。』『8番の診察室にお入りください。』と書いてありますよ。」とお教えする始末です。そういうわけで、本日も2時間待っている間に、お教えすること6回。父のベルじゃなくても、ベルが鳴るたびに、気になってしまうのも確か。わたしは、お教えするのはちっともイヤじゃないのです。できる者が、手助けすればいいのです、とくに、この程度のことは。しかし、そういうこととは別に、このことには、わたしの気付く限り、2つの問題点があります。ひとつは、個人情報保護法の下の過剰な反応。これは、病院側も患者側も。結局、患者の名前を呼ぶことで、当該法に抵触する可能性を恐れている。もうひとつは、この機械自体に問題があり、また、これの導入にも、問題があるんじゃないかと思います。また、あれだけいる病院ボランティアの人たち・・・・・・この問題に気付いていないはずはないと思うのですが、彼らが手助けしている姿を見たことがありません。この病院は、というか、お役人さまは、もちょと頭を使って、システム自体を見直すべきなんじゃないかと、いつも思います。

 父のIGgの値は、相変わらずよくない方向に向かってはいるものの、横ばい状態で、ドクターもまだ治療の必要なしとのことでした。他の科にもかかっていますが、この血液内科のドクターに会うときだけは、今度こそ、よくないことをおしゃられるのではないかと、顔だけはポーカーフェイスでいながら、わたしもドキドキしてしまいます。

 今日は、帰宅途中で昼食をとっているとき、ケーキの注文の電話。新しい方で、試食のフルーツケーキを差し上げたら、とても美味しかったとおっしゃっていただきました。注文が入ったことも嬉しいけれど、美味しいという一言が、どんなに嬉しいものか、これは作り手だけが味わえる特権です。

 大急ぎで帰宅。病院付き添いの後って、ドット疲れて、わたしは居間のソファになだれ込むのです。たいていは片頭痛も併発して。例外なく今日もそうでした。時間を決めて、治すという意気込みで、横になって、何とか使い物になる人間に復帰。

 夕方、再び家を出て、新宿へ。東京都水泳協会事務所に、検定試験の申し込みに行きました。こんなに勉強していない状態での受験は、ほんとうに気がすすまないけれど、とにかく実技だけでも合格できるところまでしておきたいので。この検定も、まだまだ発展途上にあるらしく、この申し込みは、本日の午後6~7時の間に、必要書類を持参とあって、郵送もなにも、他の方法がなく、何事も手作業なのでした。まあ、よいこともあって、先日まで一緒に頑張ってきた仲間にも会え、ちょっとだけお茶をして、とにかく頑張ろうと誓いあいました。

 この検定は気がすすまないけれど、このところ、ちょっとしあわせを感じている、妙なわたしです。