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新入りのバターキャラメル2008年02月27日 22時54分17秒

本日のプチフール
 結局、おとといの晩も、そのまま明け方まで仕事を続け、少し仮眠をとって、昨日は出勤。で、オフィスでそのまま残業の末、朝帰り(←もちろん仕事でです、飲んでません。)で、さすがに、日にちの感覚があやしくなりました。というわけで、今朝はゆっくりし、学芸大学まで、自分が習いに、お菓子教室へ。

 フランス・アルザスのメゾン・フェルベールで修行をなさって、今年になって帰国した、元マキコ・フーズ・ステュディオのアシスタントの先生のレッスンでした。わたしは、レッスンもだけれど、再会も楽しみでした。

 1年の修行で、先生も自信を得たのか、以前より、ハッキリとした口調でレッスンが始まりました。今日は、シューやタルトのプチフールが中心で、生徒は研究科生なので、シュー生地やクレームパティシエールなどのデモンストレーションはありませんでした。ただ、研究科生といっても、わたしのようなぼんやり人間には、そういうデモがあってもよかったかも。お皿にのせてみると、同じようなお菓子ばかりなのだけれど、種類は多かったので、わたしは、どれとどれを組み合わせ、今、どの段階なのかを把握できないまま、完成してしまうことも多く、今日の生徒たちの中では、劣等生を実感しました。

 というわけで、今日の写真は、本日、教室で習ったお菓子。どれもこれも美味しかったけれど、わたしは、クロカンブッシュのように、ミニのシューにバターキャラメルをかけたシューが一番美味しかった。そういう人が多いと思うけれど、キャラメルは、味も香りも、お菓子をどこか懐かしい感じにさせてくれると思うのです。実は、わたしがお菓子を始めたきっかけもそう。幼いころに、母が作ってくれたプリンのキャラメルの、なんともいいようのない香り、味、そこから連想する幼い日々・・・・・・そういうものを自分の手で作り出し、感じたかったからなのだと思います。今日習ったバターキャラメル、きっとわたしの定番になりそうです。

ん?わたしのときのクロカンブッシュ、バターキャラメルにしよう。早く作る日を迎えなければ!