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花冷えでも温かい晩2008年03月29日 23時59分59秒

ぶどう棚下のノア
 朝5時すぎに起き出して、近所の桜がたくさん植えてある公園に、早朝桜の独り占めをしに行きました。この時期、いつもやることです。夜桜もきれいだけれど、大勢の人が酔いに任せて大騒ぎしているところで観る桜とは、また違うよさがあります。

 目を閉じて、深呼吸し、何度目かに桜の香りが、ふっと身体に染み入ります。こんな贅沢は、早朝ならではのことですね。

 6時には愛車で家を出て、途中友人を乗せ、運転も替わってもらい東北自動車道にのり、ちょっと遠回りでしたが、長瀞経由で山梨の塩山(甲州市)に抜けました。今月初めに行く予定だった、『勝沼ワイン狩ツアー』です。(←勝手に命名してます。)長瀞になぜ寄ったかは、後日。

 塩山で祖母の墓参にも付き合ってもらい、夕方には勝沼へ。初めてワイン民宿というところに泊まる事にしました。今の時期の勝沼は、ぶどうの木はまるで枯れ木のようで、わずかに桜が咲いていました。したがって、春休みといえども人出もほとんどなく、秋の収穫祭のころとはまるで違う街にきたかのようでした。人が多いのは、東京にいるときだけで充分。こういうところで、気のおけない友人とのんびりすごしたい今のわたしには、うってつけの季節だったようです。

 民宿の入り口からちょっと入ったところに車を停めると、その奥はずっとずっとぶどう棚が広がっていました。車を降りて気付いたら、とめたところもぶどう棚。ワゴン車の車高ギリギリでした。部屋は、蔵風の建物を改装し、ロマンチックにできています。小さな部屋の窓からは、夜景がとてもきれいで、思わず部屋の電気を消して、窓のところに椅子を持っていき、ワイン片手に夜景を見入りました。明日は、いよいよワイナリーめぐり。

 写真は、民宿のデッキから撮ったぶどう棚ギリギリの、わたしの車。ワインがいっぱい積めます。

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