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マンション探し2008年07月02日 21時59分29秒

 通常の仕事に加えて、このところ、ちょっと新しいことをしています。
来週、わたしの職場に中学生が職場体験学習に来ることになりました。わたしが担当します。で、ここ数日、どうしたら、彼らの緊張を少しでも和らげ、余裕をもって、体験してもらえるか、考えていました。わたしが中学生だったころにこんなプログラムがあったとしたら、こういう体験は一番苦手な分野だったと思うから。

 その彼らが、明日、打ち合わせに来るので、準備が大切と思い、今日は、彼らに気持ちを少しでもラクにしてもらえるよう、レジュメを作りました。明日の打ち合わせのとき、レジュメと同じことを話すけれど、たぶん、いろんなことをいっぺんに言われて、家に帰ってわからなくなって、不安になるということを避けたかったから。そのレジュメの結びに、「来週、みなさんとご一緒に仕事ができるのを楽しみにしていますね。」としたら、上司が、「いいねえ。女性は、やわらかくて、いいねえ。」と言ってくれたから、彼らもきっと、そう思ってくれると信じています。

 さて、いろいろ考えた末、やはり家を出ようと思って、最近また、マンションを捜しています。仕事が終わってから捜すので、どうしてもネットで検索することになり、なんだか、臨場感がもてない。というわけで、プールは休みました。もういいやって。
何事にも頑張れないじぶん。
あ~、おやすみ欲しい。

盛りだくさんのいちにち2008年07月03日 20時26分02秒

 夜中の2時に目覚めたら、昨晩泳いでいなかったせいか、体が疲れていなかったようで、眠れなくなってしまい、4時までインターネットでマンション探し。のち一眠りして、今日は、一応仕事が休みなので、7時起床。

 今日は父を病院に連れて行くことになっていたので、9時に車で出発。今日は検査なのだけど、いったんした検査を2時間後にもするというもので、所要時間は5分なのだけど、2時間は水とお茶以外は摂ってはいけない状態で待機。わたしは日ごろの睡眠不足と疲れで、ほんとうに参ってしまいました。

 それでも14時前には終わり、大急ぎで車を飛ばしていったん父を家に送り届け、わたしはすぐさま取って返して、ちょっとだけ出勤。昨日も話したとおり、今日は、来週から職場体験学習に来る中学生が、打ち合わせに来る日で、わたしの担当の仕事だったので。実は、担当の先生は、依頼にくるどころか、電話でしか話したことがなく、正直なところあまり良い印象はなかったのですが、案の定、最悪の事態に。2人と頼まれていた生徒、蓋をあけてみれば4人が来るとのことでした。
 わたしは用意しておいた資料やら書類を慌てて増刷。でも、生徒はとてもよい子ばかりで、来週、一緒に仕事ができるのが楽しみ。

 実はこの間、(父の病院から帰って、仕事に出かけるまでのほんの数分間家にいたとき、)今日わたしがとてもハードスケジュールなのを知っている妹から、電話がありました。

 『おねえちゃん、わたし今、千駄木にいるの。』と言われた時点で、イヤな予感。千駄木といえば、日本医大高度救命救急しか思い浮かばない。でも、心臓がドキドキするのを抑えて、軽く『どした?』とわたし。『大丈夫だったんだけどね、ふーちゃん(姪っ子2号)が、口に棒を加えて、うつぶせに転んだの。で、症状がコワくて、救急車呼んで、いろいろ受け入れてもらえなくて、結局日本医大に来た。』と。明らかに、振るえて半べそかいてる声でした。
 わたしも、こういう電話をもらうと、弟のときと母のときを思い出し、震えてしまったけれど、これは妹に伝えてはいけないと思い、いかにも冷静に、妹がしゃべりまくることをひとつひとつかみ締めながら聴きました。いまは、いっぱしのママだけど、本当はわたしがいないと何もできなかった彼女が、精一杯やったようでした。そして、『わたしの不注意です。ごめんなさい。』と妹。でも、ふだん、あんなに子どもを丁寧に育てている彼女に、わたしが文句を言えるわけもなく、また、姪っ子2号も心配ないようだったこともあり、彼女にねぎらいの言葉をかけました。『大変だったよね。わたしが今日、パパの病院に付き添っていたから、わたしに連絡しなかったのね。これからわたしに手伝えることは?迎えに行こうか?仕事は休めるよ。』
 妹は疲れているだろうと思っていたのですが、義弟から病院から家までタクシーで帰るように言われていたらしく、迎えは大丈夫とのことでした。電話を切って、すぐ仕事に行き、帰りにお見舞いのケーキを買って妹の家によりました。
 ふーちゃんの顔をみて、どんなに安心したことか。ものすごいいたずらっ子の姪っ子2号。どんなに意気消沈しているかと思ったら、したり顔でわたしに近づいてきて『おーば!おーば!あそぼ(~_~)』といつものとおり営業再開しているようでした。わたしも思わず抱きしめた瞬間に、安心して涙が出そうになりました。ケーキの箱を目ざとく見つけて、大好きなプリンをほおばり、顔中プリンだらけにして、その口でわたしにチュウしてくれました。

 そんなこんなで、今日も不動産屋に行かれず。けれど、職場に顔を出したとき、職場の同僚が朝、わたしのために、不動産屋でリーフレットをもらってきてくれて、それをじっくりみることにしました。

 というわけで、今日もなんだかつかれちゃって、プールはお休みしています。いつもなら、今頃でかけるんですが。

ほぼ初の不動産屋2008年07月04日 23時36分47秒

 今朝は起きたら雨。軽い片頭痛。たぶん低気圧のせいだと思う。ゆうべ寝る前に予防薬を飲んだから、軽いのかな。でも、こういう軽い片頭痛を侮って放っておくと、あとでヒドい目にあうので、薬を使い、時間休をもらうつもりで、7時まで寝ていました。

 でも、こんなことでお休みをもらうなんてもったいないような気になって、煮出して作っておいた麦茶と苦手なチャンクフードを口に流し込んで、相変わらずフルメイクで出勤。

 職場なんてどんなところでも、自分の机に座ってしまえばこっちのもので、何とか仕事はできるもの。というか、山ほどあるもの。例外なく。

 仕事を終えて、今日は不動産屋へ直行しました。わたしは狭いながらも家があるので、マンションを買う必要がないから、賃貸。昨年まで仕事部屋に借りていた部屋は、あまり自分で選択の余地もなく、敷金や礼金の制度もなく、ほとんどなにも考えなくてよい借り方をしたのですが、今回は、本当に自分で決めなければ進まないことが多くて、知らない言葉の意味から理解しなければならない状況。おまけに、相場がわからず、よいと思っても、お値段が予算以上だったりで、いろいろな面で苦労しています。その中でも、昨晩ネットでみた部屋を2つ見せてもらいました。内装は入居が決まってからなので、以前住んでいた人が出て行ったままなのですが、それにしても、汚さにびっくり。こんなところに住めるのかなと不安。

 夕食は外でして、夜はプール。本当に嫌な苦手な練習(キック)で、びりもビリで、泣きたい気持ちでしたが、途中でやめるのは悔しいから、どんなに遅れてもやりました。以前の先生がお辞めになってから、2回目の金曜日マスターズ。実は、先週から、以前のN先生に習ったことを自分のものにするために、N先生をその時間は思い出したいと思い、つまらない決め事をしました。金曜マスターズは、どんなに水着の色合いと合わなくても、決まったキャップしかかぶらないことにしました。これは、2週間前の今日、N先生と最後にキャップの話をしたから。たわいもないことだったのだけど。それにしてもN先生は、金曜のこの時間、わたしたちのことをちょっとは思い出してくれているかしら。
 でも、次に担当してくださっている先生も、ずっとずっと以前からバタフライを教わっていた先生で、大好き。今日は、わたしがあんまりにもキックができなかったし、最後に酸欠になったらしく、頭が痛くて、手足が振るえ、終わってからしばらくプールから上がれなかったのですが、いろいろ話して励ましてくださいました。このホームプールのコーチは、みんな素晴らしいの。N先生も、月に1回くらいは、一緒に泳いでくれるといいのに。

 帰りの車に乗ったら、ふと、悲しくなって、とめどもなく涙があふれてしまいました。虚しくなって。原因は、何となくわかってる。このプールに通いだした頃、プールの後、虚しくなってよく泣いていましたが、なんだかその時のことを思い出しました。いちばん気持ちを伝えたい2人に、どうしてもわたしの気持ちが伝わらない。この世の中で一番悲しいことがあるとしたら、こういうことのような気がします。

テノール2008年07月07日 23時54分38秒

 七夕。大好きな人と一緒に天の川を見られたらって思ったけれど、今日はあいにくの空。それに、1年に1度しか会えないなんて、縁起でもない、と思ったら、彼の声を聴いたのが、今日でなくてよかった、そんなバカなことを考えています。

元気2008年07月09日 07時53分53秒

 今朝はちょっと遅めの出勤。なので、めずらしく、朝、書いています。

 昨晩はプールに行くしたくをしながら、体がだるいような気がして、どうしても行くきになれず、やめてしまいました。こういうのは、最近なかったのだけど。

 マンション探しは、いま滞り中。高校時代の友人の実家が、マンションを賃貸していることを思い出し、そちらにも聞いてもらっていますが、好感触なのはいいけど、ちょっとこのわたしの家から遠いのが難点。生活拠点を変えるのも考えもの。

 今日も、出勤すれば、仕事が満載。とにかく頑張ってきます。

顔知らぬ亡き人からの贈り物2008年07月12日 23時59分59秒

 ここ2、3日、朝目覚めてベットから起き上がろうとすると、首が痛くてまさに鞭打ちになったようでした。そろそろくるなぁと思っていたのですが、また、首肩腰がバンバンに張っている。今週はその気になれなくて、いちども泳ぎに行かなかったし。

 仕方ないので、すぐ親友に電話して、彼女の経営するるマッサージ治療院へ予約を入れ、出かけました。狭い路地を通るので、わたしの運転では無理。電車で行くしかないのだけれど、実際それも億劫なほど、首は岩盤のようでした。

 45分ほどマッサージしてもらって、なんとか使い物になる人間に復帰。途中駅の東急ハンズで、職場で使うサーモマグと300ミリリットルのコンパクトボトルを購入するほどの元気がでていました。いずれも色はマゼンタ。

 夕方、同じ職場の方のお父様のお通夜に友人と一緒に。スコールのような夕立が降っていたけれど、わたしたちが外を歩いているときは嘘のような晴れた天気でした。いくつになっても、親を亡くすのは、きっとつらいだろうな。

 こんな日だったけれど、不謹慎と思いながら、一緒に行った友人と、このまま別れるのはつまらないような気がしていたら、食事に誘ってくれました。ん?わたしの顔に出ていた?のかも。『弔問外交』という、ちょっとヘンテコな言葉もあるしね。もちろんこの場合は、外交ではないけど。窮屈な喪服が暑くて辛いので、着替えを持って行ったわたし。だからいつも大荷物なんだわ。目下、わたしの心にひっかかっている問題について、明確な意見を言ってくれた友人。その言葉を聴きながら、本当の友人になれたような気がした晩でした。

冴えない日もあるもの2008年07月16日 23時36分55秒

 実際、幼稚なことなのだけど、昨日今日と仕事をうまくこなせなくて、まわりの人は、バリバリやっているようで、それを目の当たりにして、気持ちは落ちるところまで落ちたという感じでした。もう、職場の人とも最低限の話しかできないわたしこそが最低。

 ちょっと理由があって、いままで欠かしたことのなかった朝食も摂らずに家を出て、職場近くで朝マック。このところ毎朝ほとんどそうなのだけど、胃のほうが追いつくのはせいぜい2,3日で、あとはぼんやりコーヒーを飲むのがせいぜいなのです。

 今日も、そんな気持ちで職場から逃げるように帰ってきて、ぼんやりしていたのでしょうか、家の中の階段の最上段から最下段まで落ちてしまいました。階段から落ちるなんて初めて。9段も。右手に擦り傷と打撲で、かなり腫れました。でも階段から落ちたにしては軽症です。
 とても気持ちが空回りしているみたい。こんな日はうちに居てもロクなことはないから、今日も絶対行かないと心に誓っていたプールに、あえて行くことにしました。まったく泳ぎになっていないし、水の抵抗で、打ったところが痛かったのだけど。
 
 終わって、駐車場で車に乗りひとりになったとき、何だか悲しくなりました。今日は亡弟の誕生日。生きていたら、彼はどんなだったろう。3つ違いの弟、でも、おにいさんのようでした。わたしは頼りない姉だったと思う。いつも『あっちゃん、どうしたらいい?』って聴いていたのはわたし。『おねーちゃん、ぼくがやるよ。』って、笑いながらいつも助けてくれました。
 そんな彼が生まれた日。その夜、母はきっと嬉しかったはず。だからわたしも、彼に出会えたことをよかったと思いたいのだけれど、今夜はそういうふうに昇華できずにいます。

物忘れも何のその2008年07月17日 19時39分07秒

 今日はお仕事お休み。いい天気だし、区役所行く用事もあるので午前中でかけようと思っていたのですが、妹が来宅。ランチまで。けど、このところ、お互いに時間が合わなくて、メールとか、用件だけ電話でしゃべるとか、そんなものだったので、久しぶりにゆっくり話しました。

 さて、捜していた賃貸マンション、おとといのこと、だいたい決めました。本当に狭いところだけれど、これで家電や家具を入れれば、それなりに住めるところになると思う。何より、友人を呼んで、気兼ねなくおしゃべりしたい夢に一歩前進という感じでしょうか。また、このところ滞っていたお菓子教室も再開させ、こんどは2種のプログラムを組んでみたいと考えています。

 さて、昨晩、ぼんやりしていて階段から落ちて、けれど怪我はたいしたこともなく、プールにまで行ってしまったと書きましたが、それはちょっと無謀だったようでした。本当に少ない面積の擦り傷で、もちろん消毒など手当てをしてあったのですが、夜中じゅう、ヒリヒリしてずんずんとした痛み。今朝になって見てみたら化膿していました。こういう傷を侮ってはいけないんだわ。それと、打ち身がひどいアザになっていて、擦り傷のところと親指の付け根が、いまも腫れています。それと、脚にもアザいっぱい。

 今日はプールの友人とちょっとした約束をしていたのですが、さすがに行かれないわと電話したら、お見舞いにといって、彼女が自家菜園で作ったジャガイモとキュウリをさっき持ってきてくれました。それと、きゅうりやみょうがといった夏の香味野菜を細かく刻んでたまり漬けにしたもの。もちろん彼女のお手製です。こういうお見舞いはとても嬉しい。わたしの分もしっかり泳いできてねと言って送り出しました。

 みょうが・・・・・・といえば、もう、とにかく好きな夏野菜。ひとくち口に含むと、この何とも言えない香りが、別の世界に連れていってくれます。夏はなんにでもみょうがです。先日のお通夜の晩に、友人とお酒を飲んだシメに、お蕎麦屋さんに連れて行ってくれたのですが、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りのおつまみに彼が頼んだのはみょうがとそば味噌。これはわたしを虜にしました。かなり酔っていたので、あいまいなのだけど、みょうがは刻んでかつおぶしが載っていたような気がします。わたしの一番好きな食べ物はパセリだったのですが、みょうがに改めようと思っているほど。

 今日の写真は、先日東急ハンズで買ったコンパクトボトル。まあ、要するに魔法びんなのだけど、これを持ったら、片時も手放せなくなりました。24時間経ってもその保温力は劣らず、氷も残っています。夜寝るときもベットサイドに、果てには職場にも持ち込んで、もっぱらマグの代わりに使っています。

それでも佳いいちにちと思おう2008年07月18日 23時59分59秒

朝、体中が痛くて起きあがれませんでした。今日は仕事を休みたくなかったけれど、この痛さでは、フツーの顔して仕事ができないのは目にみえていたので、仕方なく休みました。
 病院へ。手の腫れがひかないし、痛いし、発熱するしで、ちょっと心配になったから。幸い、骨折はしていず、熱は打撲によるものと判明。それにしても、ずいぶん経ってから、症状が出るもんです。
ドクターのアドバイス通り、夕方まで安静にして、ベッドに横になっていました。でも夕方には元気になって、起き出しました。昨日、お見舞にいただいたたくさんのきゅうり、だめにしないようにどうしようか考えた末、即席漬けの素を作り、それに4本、白ワインのピクルス、あとは細かくきざんで、しそ、みょうが、などと塩漬けに。

 プールには行ってみました。あれだけ、イヤだとか何とか言っていても、本当はプールから離れることがコワいのよ、わたしは。今日は自分にできることだけをしてみようと思いながら、イザ行ってみると、泳ぎたくなって、痛みを押して泳いでしまうわたしはバカ以外の何者でもないです。ただ、人と一緒に泳ぐものだから、また、そうでないと泳げないわたしですが、痛い、辛い顔をして泳いでしまうものだから、ヤル気がないのに泳いでいるとか、具合が悪いのに(事実悪いのだけど)泳いでいると思われて、それがちょっといやなんですが。

 体がいうことを聞いてくれないと、何にもできなくて、なんだかそれがもったいない。早く治して『わたしらしい元気人間』に戻りたいと思います。とにかく、元気になりたい。元気に!

一生懸命なのはわかるけど2008年07月23日 07時35分08秒

 ゆうべは、何だかいやだなぁと思いながら寝たので、今朝、遅い出勤前にこれを書いています。

 以前に1年以上、バタフライを習っている先生がいて、でも、最近はその先生のレッスンがなくなっていました。夜のクラスが変わって半年余り、泳法レッスンのクラスが充実していないなぁと思っていて、しかも、自分の泳ぎがだんだん乱れてきていることもわかっていました。バタフライ、再び彼に習いたいってずっと思っていました。

 そんな話を彼としていた矢先、夏の間にプライベートレッスンが受けられることになり、首が痛くて仕方ないのはわかっていながら、それまでに治るようにと、最終日の最終回の時間に、彼のレッスンの申し込みをしました。そして、昨日も仕事後、整形外科に診察・リハビリして、火曜は水慣れのつもりで、プールに行ったのです・・・・・・。

 最近、少しだけ別の先生のバタフライのレッスンに出ていますが、今日はプールサイドで、その先生に、『わたしのプライベート、受けてくださいよ。』と声をかけられました。う~ん、まだ、首痛くて、できるかどうか、ギリギリのところなのよ、とわたし。(これは事実。)でもまた、しつこく。そして、プールから上がって、受付のところでも同じ事を。

 若い彼のレッスンも、悪くはないです。若い人の応援もしたい。けれど、わたしは、ずっとずっとわたしの泳ぎを見ていて知っていてくれる先生に、今回はみていただこうと思っていました。わたしが、まだ、泳げないころからずっと見てくれていた先生の。はじめのころ、ほんの少しの彼の言葉に傷ついて、子どもみたいにメソメソ泣いていました。けれど、彼の言うことに嘘はなく、アドバイスを受けたことひとつひとつを、一生懸命改善していました。そして、何より、わたしという人間を、若い先生よりはわかっていてくれると思っていて、わたしが立ち直ってきたころに、元気をもらった先生のひとりでもあったのです。

 もちろん、新しい人を受け入れないわけではない。けれど、ひとりの人間のとる行動には、もしかしたら、その背景に、深い事情があるのだということをわかってほしいと思います。そして、自分のことは棚に上げて言うなら、黙っていても生徒から『この先生のレッスンを受けたい!』(わたしがずっとA先生について、こう思っていたように)と思わせるようなレッスンをするよう、努力するべきで、勧誘するという努力の方向はどうも違うような気がします。(もちろん、勧誘という言い方は大袈裟だけど。)でも、まだまだ若い彼のこと、自分でそういうことがわかってくるハズで、また、今回のことで彼が嫌いになったわけでも、ウザくなったわけでもなく、長い目で見守りたい人のひとりです。