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父の死2012年05月08日 18時30分14秒

先月25日、父が心不全で亡くなった。突然のことだった。

葬儀を済ませて1週間が経ち、いろいろな事務手続きなどをしているが、何事もすらすらと進めることができない。気付くと、ぼんやりしているわたしと妹。

今日は父がいた介護施設に行き、父の衣類や身の回りのものを回収してきた。これが思った以上に心に重くのしかかった。わたしのワゴン車のサードシート一杯に積み込んだ荷物。父のにおいもする。本当に心にずしりとのしかかる。

実家まで持ち帰ったが、その荷物を家におろす元気も出ず、妹と相談して、ひとまず今日は車に入れたまま、車を実家の車庫に収めた。

初めて喪主を務めた葬儀。張りつめた気持ち。父がみっともない思いをしないように、できる限りのことをしたつもりになっているわたし。
でも、今頃になって、腑抜けになっている。

人の妻となり、家庭をもったいま、ボーッとばかりはしていられない。悲しくても、ご飯を作らなければならないし、洗濯も何もかも、普通の生活をしなければならない。生きているというのは、そういうことだ。

でも、でも、もう少し、父のことをゆっくりと考えて、悲しみたい。

コメント

_ 田中博子です。 ― 2012年07月19日 18時03分57秒

2006年に頂いた、お手紙を久しぶりに読み返していたら、ブログの案内も書かれてたので、検索してみました!
ご無沙汰しております田中博子です。

お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

_ セルクル ― 2012年07月30日 10時06分48秒

博子先生、ご丁寧にありがとうございます。いま、久しぶりに自分のブログを開いて、メッセージに気づきました。

以心伝心てあるのかしら、先生のこと、ほんの4,5日前に思い出して、先生のHPを見ていました。ちょうど「今日から東京」というような記事を読みました。

ご活躍されているのですね。11月にHに主人と行くかもしれません。プロデュースされているお店があったように思いますが。行ってみようかしら。

わたしは、先生に教わった例のケーキ、自分なりにアレンジして、結婚式で「プチギフト」としてゲストへお配りしました。別に引菓子もあったのですが、ケチケチしたくなかったのでおひとり1台!主人は「プチじゃなくなっちゃったプチギフト」と言っていました。わたしも一時期作るのがつらかったあのケーキを作れるようになりました。

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