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色白の素敵な人2016年03月11日 23時59分59秒

ゆずのお酒
今日は毎月1回のお料理教室で、神楽坂まで出かけてきました。

通い始めて11年以上が経ちました。初めは年に4回だけのクラスに通っていましたが、毎月のクラスに入ってから、先月で丸4年が過ぎ、今月からは5年目になります。

わたしのお料理の上達ぐあいはともかく、もし褒めてもらえるとすれば、遅刻もなく、(一度レッスン中に、義母が倒れたという連絡を受け、早退したことと、新婚旅行が重なり、妹に代理出席してもらったを除けば)、熱心に『通った』ことくらいでしょうか。
毎回、多彩なお料理とデザート菓子を教えていただけることだけではなく、先生のものすごく「ハッと」するようなアイデアには、目からうろこです。それと、毎月のクラスになってからは、生徒同士の関係も連携もよく、もう、ここから抜けることが考えられません。

さて、そんな教室を大きく支えてくださっていた先生のアシスタントのY先生が、今月で退職されることになりました。「えーっ!」と、声に出して叫びたい感じでした。残念で。大先生とY先生との連携がお見事でしたが、それはあらゆる局面で、Yさんの細やかな心遣いと、大胆な決断と行動がなせる業だということを、生徒の誰もが思っていました。聴けば昨年末に決まったことだとか。

今年に入ってから、生徒の誰もがそんな予感がしていたのです。けれど、そういう場合、ともすれば荒くなりがちな仕事をきっちりと普段とかわりなくこなしていたYさんの姿に、わたしたち生徒は「それはない」と否定し、安心していたのだと思います。最後まで、普段通りにきっちりと仕事を結ぶ、彼女のそういう姿勢に、大人の女性を感じます。そしてわが身に振り返り、わたしもそうありたいと思いました。
試食の席について、わたしたち生徒は、目配せだけで、このYさんにお花を贈ることを決定。

でもひとつだけよいことも。彼女は永遠にわたしにとって先生ですが、少しだけ「友人」という領域も広がるように思います。人間味にあふれた素敵な人、これからも長くお付き合いしていただけたら嬉しいなと思います。

今日の写真は、お教室で他のクラスの生徒さんからのプレゼントの「ゆずのお酒」です。少し甘口で上品なゆずの香りは、名残り惜しい冬の思い出、という感じです。

コメント

_ yayo ― 2016年04月23日 21時11分00秒

記事読んで久々に泣けました。。。
皆さんに愛されていたのね、と先生に言われ、本当に実感しています。個人的に、これからも宜しくお願いいたします。

_ セルクル ― 2016年04月24日 21時25分44秒

皆さんに愛されていた、確かにそうですが、そういうレベルじゃないくらいのものだったと思います。教室帰りに、よく、yayoさんのお話が出ました。すごいよねって。

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