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冷蔵庫をすっきり2016年05月02日 22時05分40秒

今日の副菜
今日は、気温はそこそこ上がったものの、曇の多いいちにちでした。

夫は暦通りの出勤で、朝、出かけて行きました。今日からクールビズだそうですが、朝は肌寒い感じもあったので、長袖のボタンダウンのワイシャツにスーツ姿で出勤していきました。

今日は少し前からやりたいと思っていた冷蔵庫の野菜室整理をしました。野菜室って、たいていの冷蔵庫がそうだと思いますが、上側にスライド棚、そしてその下は大きなスペースが仕切りなくあり、いろいろと工夫はしているものの、油断していると奥にあるものを忘れがち。おまけにわたしは、野菜室に使いかけの調味料や糠床用の糠を入れているので、気を許すと、ごちゃごちゃになってしまいます。

中身をすべて出して、大きな入れ物をシンクで四苦八苦しながら洗い、アルコール消毒しました。そこに、新しい新聞紙で包み直した野菜を再び収め、終了。

そろそろ夕飯の支度をしなければ、という時間になって、主菜はサワラの西京焼きときめていたものの、副菜が思いつかないまま、ぼんやり朝刊をみていると、お料理の欄に、本日の我が家の冷蔵庫にすべてある食材で作れるおかずを発見しました。本当に偶然ですが、ほっと助かった感じ。新タマネギ、厚揚げ、桜えび、ニラがすべて揃っています。桜えびは、他の料理に使おうと思っていて、結局できず、そのままになっていて、早く何とかしなければと思っていたので好都合。
夫の顔を見てからで間に合う料理でした。というわけで、今日の写真はその副菜です。塩味好きの夫は、気に入ってくれたようですし、わたしも美味しくいただきました。。塩加減がポイントのような気がします。

春の片づけ大会2016年05月03日 17時02分50秒

残した古い雑誌
この頃、お休みの日でも、いつも通り目覚めてしまうのは歳のせいでしょうか。OLをしていた若い頃、午後1時半に「朝」に属する目覚め方をして、母を呆れさせたこともありましたが・・・・・・。眠るということも、体力がいるのかもしれません。

そんなわけで、5時すぎには目覚め、隣で寝ている夫を起こさないように6時半ごろまでは、ベットでおとなしくしていました。夏至に向かう今の季節は、次第次第に日が長くなって、気持ちも高揚し、好きな季節です。

目覚めた夫と休日恒例のトーストで朝食。コーヒーを飲んでから、いよいよ3日連続の「春の片づけ大会」が開幕しました。

夫は主に必要でとっておいた新聞の再取捨選択。わたしは、料理やお菓子の雑誌などの、これまた再取捨選択。それをとっておいたときは、一生とっておくかもしれない、と思ったものでも、年月を経ると不要になるものが少なからずあり、モノを増やさないようにしなければという観点からホッとします。このペーパーレスの時代に、やはり紙ベースで見た方が見易いと思うのも、夫との一致した意見ですが、その考えも次第に改めなければ、時代にそぐわないものになってしまいますね。

そんな中でも、何度選択してもとっておく選択をしてしまったものが今日の写真です。とても古い古い雑誌でしょ。もちろん、1冊1冊がまるごととってあるわけではありません。必要な記事と表紙だけ。わたしのお菓子の先生藤野真紀子さんと出会い、生徒になったきっかけを作ってくれた雑誌や、その連載があるものは、やはりとっておくことにしました。今日、ちょっとうれしかったのは、6年ほど前から好きで、よくテレビなどに出ていたケンタロウさんの記事が図らずもあったこと。彼には早く復帰してほしいなぁと思います。
そんなわけで、我が家の閉門蟄居での片づけは、明日も続きます。

旅は道づれ2016年05月06日 17時23分09秒

入浴剤
今日ははっきりしないお天気で、午後はほんの少し雨が降りました。
今日は諸用で東海道線に乗って出掛けてきました。GWもすでに終わった感があって、電車はとても空いています。わたしはいつものように東海道線には少しだけ残っているボックスシートに座りました。本当は、通勤電車のような横掛のシートの方が座り心地がいいと思いながらも、ついつい旅慣れないのに「小Fe子(こてつこ)」であり、「乗りFe(のりてつ)」のわたしは、特別感があるこのシートを選んでしまいます。

国府津から、70歳代でしょうか、スラッと背の高いおしゃれな年配の女性が乗ってきて、通路を隔てた隣のボックスシートに座りました。ヨーロッパの人たちがよくやるように、進行方向を背にして。茶色に綺麗に染められたセミロングの髪を、ビーズの素敵な髪留めでさりげなく飾っています。上半身はブルー、スカート部分はオフホワイトの一見ツーピースに見えるワンピース。スラッと伸びた脚に、いま下ろしてきたと言わんばかりのパンプス。見ると喉元にも大振りな素敵なビーズ細工のネックレスをしています。派手すぎない若々しいメイク。この人は、自分の魅力を充分に知っていて、服やアクセサリーを上手に使っているなぁと、ついつい見とれてしまいました。

しばらくしたころ、彼女の向に座っている60歳代の二人の女性に、素敵な小箱を差し出して、「美味しいからどうぞ」と言いました。
二人がお礼を言ってひとつづつ飴をもらったようでした。その後彼女もひとつ取って素敵な包み紙をむいて口に入れました。

こんな光景、昔々見たような気がします。同じボックスシートに座った他人が話をしたり、冷凍ミカンやチョコレートをあげたりもらったりしながら電車で旅する光景。昭和の光景でしょうか。
今の人は、知らない人と話したり、お菓子をもらったりするなんて考えられないでしょうね。

すると、二人は彼女が始めた手芸に話が弾んでいました。彼女はビーズ細工を趣味(仕事)にしているようで、今日はそれを教えている生徒に頼まれて、結婚式😄用の自作のビーズのコサージュを大きな紙袋にたくさん持っているようでした。

二人は興味津々。分けて欲しいと頼んだようで、あれやこれやと品定めをしつつ、パールの素敵な作品を、原価のような値段で分けてもらっていました。
素敵な彼女も、意外な展開に、返って悪かったと言わんばかりの体。壊れたら修理するからと言いつつ、自分の名前や連絡先を教えているようでした。

何だか、一瞬、「海老で○○を釣る?」とも思いましたが、そう思う自分こそが、現代病なのだなと、自分の発想の貧困さを恥ずかしく思いました。

以前はとてもおしゃれに気を使っていましたが、最近は適当なメイクをして、服は着心地優先、持ちものの色合いも考えず出掛けてしまっている自分には新鮮な出来事でした。
歳を重ねても、ちょっと綺麗な人って思われたいと思っていた若い頃の気持ちが、よみがえってきました。彼女が刺激になり、よい日でした。

ボックスシートに座って、背中と腰が痛くなりました。帰ってきて、今日は「アユーラ ナイトリートバス」という入浴剤でゆっくり疲れを癒しました。写真がそれです。アユーラは資生堂から離れましたが、この入浴剤はそのまま残っていてうれしい。わたしにとっては、ちょっと贅沢な入浴剤。週末だけの楽しみです。軽くメイクでもして、夫を迎えようと思います。

楽しみ2016年05月07日 23時25分51秒

ヴァイツェン ボック
腰痛を案じて、夫が御殿場の時之栖(ときのすみか)にある「気楽坊」という天然温泉に連れてきてくれました。

JR三島駅からシャトルバスが出ていて便利。何度か行っていますが、今日は連休も終わりなのでしょう、シャトルバスはガラガラ。
40分程で到着です。これがわたしの、車酔いしないギリギリの時間です。(自分の運転でない車は酔います)

3時間程、温泉に入ったり、出てマッサージ機をしてみたり。普段、世話しなくしている身にとっては極上の時間でした。

で、気楽坊を出ると、あるんですよね~、ドイツ風なビアホールが。ここの地ビールは、本場ドイツ風で、美味しいんです。夫もわたしも好きな「ヴァイツェン ボック」をいただきました。このビールはアルコール度数が普通のビールより高いので注意です。でも、その場で注意できないわたしたち。

というわけで、心から休まった日帰り旅でした。

お弁当対決?2016年05月09日 19時21分54秒

出汁用真昆布と厚削り
連休も終わり、日常が戻ってきました。
でも今日は午後から雨でした。家の中に、洗濯ものがブラブラとしていて、なんだかすっきりしません。

さて、2月下旬から仕事が「超」が付くほど忙しくなった夫から、お昼のお弁当は「鞄が重いからしばらくお休みしたい」と言われていました。更には、帰宅がかなり遅かったので、ひと月半以上の間、夕食も会社の社食でとる、という生活をしていました。

お弁当作りは、結構楽しみだったし、素性がわかったものを食べてもらっているという安心感もありました。だからそれを言われたときはがっかり。「鞄が重いからなんて、変な理由だわ。フン、もう作らないから!」と心の中で思っていました。
先月下旬から、忙しさが緩和した夫。でも、意地悪く知らん顔をしていたわたし。それがある日、夫が聞き捨てならない話をしてきました。

それは、同じ部内の同僚に、お昼を誘われて一緒に行った、というもので、

(わたし)「ふ~ん、それで、どこ(のお店)に行ったの?」

というわたしに、意外な答え。

(夫)「いや、社食だよ。でも彼はお弁当。」

(わたし)「えっ!それであなたは何を召し上がったの?」

(夫)「俺は、ほうとううどん」

そそそそ、そうなんだ~、同僚の奥さまは夫に愛妻弁当を持たせ、わたしは夫にうどんをすすらせる妻・・・・・・。

奥さん偏差値があるとすれば、わたし40、彼の奥さま75じゃないのぉ。

わたしは俄然、燃えました。もう、「フン!」とか言っている場合じゃないということもわかったので、夫に、

「鞄を整理して、まず、お弁当の入る部分を確保してください!」と、ほぼ命令に近い感じで迫りました。そして、互いの準備が整う明日から夫のお弁当が再開されることになりました。

というわけで、再程、張り切って出汁をとりました。(写真)出汁は常に冷蔵庫にある状態にしていますが、お弁当が始まると、2Lを週3回くらいはとります。出汁がないとなにもやる気が起きないけれど、これさえあれば何でも来いという感じ。明日は白身魚のほほ肉の西京漬けに、割り干し大根煮などの副菜を考えています。そのうち、曲わっぱのお弁当箱でも考えようかしら。

お弁当考2016年05月10日 18時58分23秒

ラタトゥイユの材料
朝はいつもより30分早く起きて、久しぶりにお弁当を作り始めました。

久しぶりのせいだったのか、それとも他に原因があるのか、何だかうまくいかないこともあって・・・・・・いつも卵1個でだし巻き卵を作るのですが、今日は卵焼きパン(よくある長方形のもの)を、温めて油をちゃんと馴染ませたのに、卵がくっついてしまいました。いつも卵を3回流して焼くのですが、3回とも。

この卵焼きパン、銅製などという立派なものではなく、テフロンのものなんです。テフロンのものは寿命があるけれど、12年前まで母が使っていたものだから、大事に大事に使っていました。絶対卵焼きしか焼かないし、使い終わっても冷めるまで洗わないとか。

何とか卵焼きは作りましたが、そんな連想から、わたしの中学時代から大学、恥ずかしながら、社会人になってからも母が作ってくれたお弁当と、今どきのお弁当のことを考えていました。

母が作ってくれたお弁当は、今のように保冷剤を入れるとか、保冷袋に入れるとか、抗菌紙を使うなんていうことをしなくても、一度もお昼までもたなかったことはなかったなぁと。特に濃い味付けということも感じませんでしたが、作り置きのものでも、朝、必ず火を通すとか気を付けていたみたいでした。そのほかにも、いろいろなノウハウがあったはず。わたしがちょっと苦手な梅干しは必ず入っていました。食べやすい小梅にして。それも毎年、お弁当のために作ってくれていたと思います。

その影響か、わたしも、どんなものでも、朝、必ず火を通します。お弁当箱に保冷剤代わりに入れてよい冷凍食品もあるようですが、ちょっと抵抗あってそれはなしです。アルパワーを使って、お弁当箱を消毒し、これまた消毒した菜箸でお弁当を詰めます。夫の苦手な梅漬け(これは作りました)を散らし、十分さまして、抗菌紙をのせ、ふたを閉めます。
保冷剤を入れた保冷袋に入れます。  ここで、やはり保冷剤を使いたいと思うのは、世界の気候が変わってきたせいなのかなと思うのです。

大したことではないのですが、わたしにとって朝のお弁当作りの時間は、実は母を思い出し、地球環境を考えるちょっとした時間のようです。

さて、写真の食材でできるもの・・・・・・そうです、ラタトゥイユ。
今日、スーパーに行ったら、ズッキーニが92円で特売でした。その横にオランダ産の赤パプリカ。とくれば、ちょっと気が早いけど、このメニューしかないと思いました。というわけで、先ほど仕上げ直前までやりました。ちょっと上等のオリーブオイルとゲランドの塩、香り付けにゲッケイジュの葉だけの調味料で、コショウは入れずに作っています。