現在の閲覧者数:

懐かしい香り2017年04月29日 23時59分59秒

今朝も早起きして、沼津港にある「にし与(にしよ)」に、夫と朝食に出かけました。

ほんの3週間ほど前に来たばかりなのに、夫はここで朝食をとるのが好きみたい。以前はお昼に来て、混んでいるときには1時間近く並んでいましたが、朝食パターンにしてからは、ほとんど並ぶこともなく、午後も有効に使えます。

何だか調子にのって、ビールまで頼んでいました。朝から?という顔のわたしをよそに。でも、わたしも。

迷うのですが、この時期ということもあり、前回に引き続き、生しらす丼とアジフライを単品で。このアジフライ、このお店独特な作り方をしているようで、衣の色は濃いのですが、油が酸化しているわけでも、揚げすぎなわけでもありません。ふわりとしたアジの身をほおばりながら、ビール、すすんじゃいました。(写真)

いつものお店で干物もたくさん買って、駅までは約30分のウォーキングです。というか、途中、わたしたちの好きなカフェに寄るために。(私はこちらがメイン)

バーテンダーのような付かず離れずの心地よい対応をしてくれるマスターが好きで、数年前からほんのたまに行くようになったカフェ。ところが、ひと月ほど前にたまたま観ていたテレビで知りました、ある俳優さんが通っていたカフェだと。その彼の名前が付いたブレンドのコーヒーもメニューにあったのに、気づかなかったんですねぇ、わたしたち。

いつものカウンター席に座るなり、俳優ブレンドコーヒーを注文し、俳優さんの愛したチーズケーキをキザに頼む夫。それじゃわたしものってみようと、同じコーヒーとパイナップルをキャラメリゼしたケーキをいただきました。芳しい香り、体にやさしくしみこむような風味のコーヒーは、控え目でいて、品のあるもの。なぜか、亡き父を思い起こしました。
低温でじっくり焼き上げただろう色白の上品なチーズケーキ、遠い幼い日、亡き母が作ってくれたプリンを思い起こすキャラメルのほろ苦さが効いたケイク。一瞬ときが止まったような感覚を覚えます。センス良く活けられた黄色いモッコウバラが、ふっと揺らいだように思いました。

富士山と干物2017年04月29日 23時59分59秒

沼津港で綺麗な富士山の写真が撮れたので、さっそく富士山大好きな妹に送信しました。

その後、彼女の家にも「太刀魚の干物」をお土産に買い、その旨、連絡したところ、

妹: 「絵葉書のような富士山だね。ところで、その下にある、『日本一の干物』という言葉が、とても気になっておりましたので、干物、うれしいです」との返信。

いつも見慣れた風景で、気にもしなかった看板。「干物のお土産用意してよかったね」と、夫と大笑いしました。

本当に富士山は美しい。