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すれ違い2009年09月17日 09時14分59秒

 昨日は、神楽坂までお料理教室に行きました。このごろ、お菓子教室より行っているかも。フレンチの脇雅世(わきまさよ)先生です。最近、テレビによく出演していて、テレビのおっかけはできないくらいで、諦めました。

 いつも早めに着くわたしは、先生とおしゃべり。パリでフランス仕込みの生活をしてきた彼女は、どこか、堅実な匂いがして、普通の感覚を取り戻せます。

 終わって、教室のお友達3人と、デザートの材料のフロマージュブランを、神楽坂のチーズ専門店に買いに。結局、ケーキ一台分しかなかったので、ご主人のお誕生日に作りたいと言っていた友人に譲り、わたしは他のチーズ。フロマージュブランは、なかなか売っていなくて、先日も丸井のチーズ屋さんに注文したほどなんです。

 その後、お友達とお茶。この友人たちは、わたしが独身なのを心配して、「わたしを結婚させる会」を昨秋作ってくれました。おまけに会長を買ってでてくれた人は、札幌在住の人だったのですが、この秋から、ご主人の東京赴任で、東京在住となりました。

 お茶を終え、夕方遅く帰途についたら、ある駅で、上り電車が出る時刻でした。わたしの乗る電車から見えていました。定時なら、彼が乗っている電車。いま、わたしが自分の電車を飛び降り、そこに行ったら、きっと彼に会える。もちろんそういうことはしなかったけれど、ちょっと寂しい気持ちになりました。

 ずっと独身を通してきた彼も、もう、自分の生活時間を逸脱することはあまりないようで、淡々と自分のためだけに生きている感じです。わたしも、この1年近く、ひとり暮らしをして思いました。自分のためだけに生きることは、ほんとうに自由で、生活するのは楽です。けれど、自分のためだけではなく、「この人」と思った、その人のために生きるということは、すごく生きがいを持って、ものすごいパワーでもって、強く、そして、安定した心をもって生きられるということを、いまのこの時点で、実感・確信しているのも事実です。

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