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ドイツ新婚旅行-フランクフルト-2014年08月16日 23時59分59秒

ドイツに新婚旅行に来ています。

結婚して3年余、「新婚旅行」というには時が経ちすぎたことは承知していますが、結婚当初、ドイツに新婚旅行に行く3日前に私の父が亡くなった経緯があり、機を逸していました。

本日16日、羽田から0:55発全日空NH203便に乗り、約12時間の空の旅を経て、今日、フランクフルトに着きました。子供のころから憧れていながらも、ヨーロッパには来ていながら、その時々の同行者との兼ね合いや何やらでなかなか来られなかったドイツ。早朝、フランクフルト国際空港に着き、ドイツの地をこの足で踏んだ今、心は子供のように弾んでいます。

今回はフランクフルトにホテルをとり、ドイツ鉄道を利用してあちこちに旅する予定。宿を移動しないので、大型荷物を持つことがなく、身軽な旅行の予定です。

真夏の恰好では寒そうな夫と、暑がりの私には薄着で気持ち良い感じの気候。空港から迎えのベンツに乗り、ドイツの朝が始まりました。空港からフランクフルト中心部のホテル シュタイケンベルガー フランクフルターホーフまでは30分ほどの道のりでした。

ホテルでほんの一休みしてから、本日はフランクフルト街中めぐりです。
日本で調べるだけ調べておいたとおり、今日はドイツのキッチン雑貨やマルクトハレと言われている屋内市場をめぐってみました。

うれしかったのは、ホテルのとなりに圧力鍋で有名なWMFの路面店があったこと。新作のお鍋もあり、心動かされました。
キッチン雑貨のローライはビルまるごとキッチン用品のお店でした。
入ってすぐの中央の目立つ棚には、すてきなステンレスの保温ポットが鎮座していました。真っ先に手に取りました。こんなのが食卓にあったら、すてきだろうなぁと思いながら見ましたが、セールにはなっているものの、やはりお値段もよく、ちょっと手が出ません。
カイザーのクッキー型で、日本では見かけないものを数点購入。めずらしいものばかりでした。夫もわたしのショッイングに文句ひとつ言わず付き合ってくれ、二人で話しながら買い物できて、うれしかったです。体調がいまひとつのせいか、このごろお菓子の製作に気がのらない私でしたが、こんなお道具があったら、またモチベーションが上がるかもしれない感じでした。

カフェでお茶を。繁華街ハウプとバッへでぶらぶらしていたら、突然の雨で、とりあえずカフェへ飛び込みました。というわけで、フランクフルト名物のお菓子「フランクフルタークランツ」を夫とともにいただきました。こちらに来て初めてのケーキ。来る前に、ドイツ料理・ドイツ菓子についていろいろな人から、いろいろなことを教えてもらていました。正直、このフランクフルタークランツを見たときも、きっと「おおあじ」のお菓子かなと思っていたのですが、決してそうではありませんでした。ジェノワーズに似たスポンジは、ぱさぱさではなく、軽ーいバタークリームとベストマッチ。甘さも甘すぎず、日本人の私の口によく合います。また、サクランボのアクセントが何とも言えず、ケーキをうまくまとめていました。

マルクトハレは、生鮮食料品がテナントで並ぶ市場です。今回はホテル住まいなので、料理をするわけにいかず、したがって買い物をするわけにはいかないのですが、見ているだけでも楽しいもので、「こんなにおいしそうなものを見ていると、料理がしたくなるわ~、今度はキッチン付きのフラットみたいなところに泊まりたい」というわたしに、夫は笑っていました。
マルクトハレ2階には、ちょっとしたお酒が飲めるスペースがあり、にぎわっていました。当然わたしたちもその中へ。白ワインで乾杯しました。このワイン、意外と美味しかったのです!ドイツはおいしいのかも、というわくわくするような予感がしました。

そのまま、広場の酒場で夕食。ヴァイツェンビールにブルスト(ソーセージ)、ポテトで夫とはじまったばかりのドイツ旅行の夕食を楽しみました。ヨーロッパの夏の夜は明るく、楽しい一日でした。
憧れていたドイツに、夫とともに来られたことは、心から嬉しいことです。夫に感謝。

というわけで、本日の写真はフランクフルタークランツです。珈琲とともに。と思ったのですが、サイズが大きく、後程リサイズしてアップします。←アップしました。

ドイツ新婚旅行~ハイデルベルク~2014年08月17日 23時59分59秒

ハイデルベルク城から街を臨む
第1日目からほろ酔いでしめくくった翌朝、真夏とは思えないほどの涼しい陽気でドイツの朝が始まりました。ホテルで朝食をとり、フランクフルト中央駅発9:20分のIC(インターシティ)に乗るつもりで出発。徒歩10分ほどで駅に着きました。私にとっては久しぶりのヨーロッパの駅で、ロンドンやパリの駅ともまた違った重厚感のあるその駅には、今日から毎日お世話になることになります。

電車の表示を見ると、私たちの乗る電車がありません。20数本あるホームのどこに目指す電車があるんだろう。刻々と迫る発車時刻に焦りましたが、トーマスクックを見ると、9:20発の電車には何やら記号がついています。

とにかく駅のマックに入って夫と検討会をしたところ、季節電車でした。そういうわけで、しょっぱなから楽しいトラブルになりましたが、1時間遅れで10:20発IC2293号に乗り込みました。

1時間弱でハイデルベルク着。トラムとバスを乗り継いで、ハイデルベルク城近くの広場に着きました。

今日は休日のせいか、広場はとてもにぎわっています。たぶん小さな街なのですが。広場近くの教会を見学。ドイツといえば教会や大聖堂ですものね。古いものをとことん修繕しながら使うというドイツ人の意気込みを感じます。

今日は日本から持参した父の形見の三脚をもっていました。夫と2人の個人旅行ですから、2人で映る写真をとるのに困らないようにと思って。これが正解でした。
一人で旅行するのも楽しいけれど、信頼できる夫と旅するのはとてもよいもの。告白すると、やっぱり私の夫は素敵!と何度も思った一日でした。

というわけで、本日の写真はハイデルベルク城から臨むハイデルベルクの街並みです。中ほどに見える背の高い建物が見学した教会で、その手前が広場になっていました。