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甘夏ジャム2014年03月05日 15時23分10秒

近所に、ときどき敷地内に成った実を門先でわけてくださるお宅があります。昔ながらの大きな家を囲む木々は、梅やザクロ、かんきつ類。先週通りかかると、「ご自由にお持ちください」と書いてある黄色いコンテナに、5,6個ずつ袋に詰めた甘夏がありました。「4.5日でおいしくなります」とも。秋のザクロのときは、箱が置いてあって、100円くらいの値段もついているのですが、今回はお金を置くところもないので、ありがたく頂戴しました。

そのままいただいてもよかったのですが、ちょうど1週間経った今日、甘夏のゼリージャムと甘夏ピールをつくることにしました。

午前中から、ジャムを詰めるビンを煮沸したり、甘夏の皮をむいたりして、作業にかかり、先ほどビン詰めが終了しました。意外と手間がかかります。
その分、このゼリージャムは透明で美しく、蓋を開ければフルフルとしたゼリーのような食感が楽しめます。少し苦みを感じ、まさに大人のジャムのように思います。
むいた皮は、甘夏ピールにしています。現在もお砂糖と煮込んでいます。

今日はキッチンの中が、甘夏の香りでいっぱい。こうした季節の果物に手間をかけるのは、ぜいたくな時間です。

というわけで、写真は、ビンに詰め、冷ましているさいちゅうのジャムビンたち。小ぶりなビンはプレゼント用です。