セルクルの『明日もハッピー』

　休日。本当に肉体疲労を感じてしまったわたしは、一応、まともな時間に起きることはしたのですが、ひとつ家事をしたらベットに横になりの連続で、午後4時過ぎまで、そんな風に過ごしました。明日は、荻窪にパン教室に行く予定で、お友達とも会う約束をしていたのですが、とてもそこまで行って、他人と一緒にパンを作るなんていうことはできないと思い、キャンセル料が100％かかるのを承知で、お休みする連絡をしました。

　夜はプールに。火曜日に、バタフライを教わった若い先生が、今日のマスターズクラスを臨時でやられると聴いていて、その先生自身も、わたしに、『土曜日のマスターズは、飛び込みをするので、ぜひ来て下さい。』とおっしゃっていました。飛び込み練習したいし。というわけで、疲れて、車を運転するのも億劫だったけれど、行ってきました。

　飛び込み練習の前に、部分練習など。今日は、一番後ろを泳いでいたのですが、わたしが到着する前に、先生が次のポイントなどを言うものだから、わたしには先生の注意がわからないままスタートするの繰り返しになってしまいました。インターバルの関係もあるから、先におっしゃるのは仕方ないけれど、そういう状況なら、もういちど、最後を泳いでいる人にも伝えるべき。泳いでいる仲間も、インターバルの関係で、伝えきれないのだから。指導員講習のとき、指導の練習で、こういうことに関して初歩的な注意がありましたが、まさに、今日は生徒の立場から、実感したことでした。

　わたしは、みんなより泳げない立場にいるけれど、わけのわからない、がむしゃらな練習をするのはナンセンスだと思っていて、やはり、練習の意味を知って、それを意識しながら練習したい。若くて『ちから』で泳げるわけじゃないんだから。けれど、今日の練習は、そういうわけで、ただ泳ぐというだけのものになってしまい、まったくナンセンスで、いつものわたしだったら帰ってしまうか自主練習するところでした。先生もまだ若くて、先生になられたばかりで仕方ないけれど、基本的なところなのだから、もうちょっと勉強して臨んでほしかったです。飛び込み練習をしたかったため、残っていたようなもの。このことは、彼の為に、自分の為に、何とか彼を傷つけないような方法でお伝えしたいもの。

　それとは別に、意味のある練習をいつもしてくださっていた先生が今月いっぱいでお辞めになると知りました。彼のマスターズクラスは、泳ぐクラスとしては一番好きだったんだけれどなぁ。まだ、体が弱かったころ、いつも体調を気にかけてくれて、毎回声をかけてくれていました。苦手なものを、克服したいと言って、プールに居ないときでもできる練習や筋トレなどを教えてもらっていました。だから、本当に残念です。
　何か事情があるのだろうけれど、残念と心から思っている生徒がいることを、彼は知っているのかしら。たぶん、たくさんいるということを。