セルクルの『明日もハッピー』

　出勤後、朝礼、課内会議を経て、ほどなく課長に呼ばれました。まあ、何というか、普通の会社で言えば、転勤みたいな話で、わたしとしては予想していなかっただけに、いきなりちょっとした選択をせまられたという感じでした。決して悪い話ではなく、少し前のわたしにとっては願ってもない話だったのですが、4月から新たな仕事を始めてしまった今となっては、即答できず、月曜日まで猶予をもらいました。

　今日は職場の交通安全講習会で、ちょっと離れたところまで出張研修。特に、酒気帯び運転、シートベルト着用について、話がありました。何度も言ってしまうけど、わたしはそれぞれ別々の交通事故で弟と母を亡くしています。今回の講習会に行くことにわたしが手を挙げたのは、交通事故の悲惨さをわかっているわたしこそが、この講習会後に職場で報告するのに、ふさわしいだろうということと、わたし自身が講習会でなされるハズの悲惨な話・悲惨な映像に耐えうるかという、ちょっとした挑戦でもありました。

　シュミレーション事故の映像は、絶対見てやると思いつつも、耐えられず目を背けてしまいました。心臓がドキドキしました。まだダメなんだ・・・・・・そう思いました。最後に交通事故で娘さんを亡くされたタレントの風見しんごさんの手記の一部を警察官が朗読しました。悲惨な一場面。交通事故はまさにこういうことなのだと胸に重くのしかかりました。

　研修後、今回の転勤モドキを友人に相談したかったのですが、連絡がうまくいかず、今日は諦め。ひとりでまず、じっくり考えよ、ということなのでしょう。

　いよいよあさっては区民大会。職場で隣に座っている人の風邪がうつってしまったようで、調子はイマイチですが、風邪をひきながらも泳ぐことはしょっちゅうだから、問題はありません。むしろ、転勤モドキのことをかかえていることのほうが問題。