セルクルの『明日もハッピー』

　昨夜は、もう、アップは諦めようと思っていたのですが、朝、わりと元気に目覚めたので、8時までに大会会場に行き、初めて泳ぐ長水路プールで200メートルだけ泳いで帰ってきました。出番はお昼直前と、最後。帰って来たら、急に意味もなくポテトチップスが食べたくなって、むやみにそれを食べ、水分補給して、少しだけ横になり、再び会場プールへ。実はこの区民水泳大会に、わたしが担当している大学生のインターンシップの学生もふたり、従事しています。というわけで、プール仲間にはばれないようにそちらにもちょっと顔を出したりしました。

　今回の大会は、6月末に、わたしのホームプールのコーチが誘ってくれました。わたしは、大会にほとんど興味がなく、昨暮、うっかり出てしまったら、いろいろな問題が仲間内で生じ、それ以来、特に女性の中でうまくいかないので、それに懲りてしまっていて、大会は絶対出ないと決めていました。もし、出たくなるようなことがあったら、他のプールで練習し、そこからでることにしようと思っていました。

　コーチは大会出たいけど、個人種目に出るのはちょっと・・・・・・だから一緒にリレー組みませんか？と、いま考えればソフトにソフトに、たぶんわたしの顔色を見ながら誘ってくれました。わたしは競泳していなかったし、足引っ張るだけなのは目に見えてたけど、珍しく、なんだかちょっとやりたいような気になっていました。

　メンバーも、いろいろあったけど、結局わたし以外の３人は、とても若く競泳をやっていた人たち。メドレーリレーではバタフライを泳ぎたかったけれど、先日の区民大会でヒドイ成績だったし、50m長水路で泳ぎ切る自信もなかったので、クロールを選択するしかありませんでした。しかしクロールということは、アンカーでもあり、責任重大！

　コーチ３泳で、バタフライトップで入ってきてくれました。夢中で飛びこんだわたし。どこまで逃げきれるんだろう。泳いでも泳いでも着かない。隣のコースも見ている余裕もなく。結局２位。わたしでやっぱり抜かされてしまったのだわ。銀メダル。もっと練習しなければ！

　閉会寸前のフリーリレーは２泳にしてもらい３位。銅メダル。どちらのレースも完全にわたしが脚をひっぱてしまったのですが、泳いだ後、なんだろう、いままで味わったことのない爽快な気持ちでした。これで、打ち上げがなければ！

　賞状を預かり、生まれて２度目のメダルを２個いただいて、大急ぎで帰宅。と同時にゲリラ豪雨で、セーフでした。お風呂で体を温め、打ち上げへ。本当に行くのがいやでした。着いても、やっぱり無視してる一団もいて、けれど、とても気を遣ってくれた人たちもいて、居場所も作ってくれました。

　佐さん、青コーチ、しーちゃん、あの円陣は何だったの？わたしは家に帰って、ベットに入って、泣きました。３人には感謝してもしきれない。