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恩師のコンサート2009年06月13日 23時59分59秒

 ほんとに風邪なのか、悪くもなく、今朝はほとんど治ってしまいました。風邪ではなく、ただの扁桃炎だったかも。いつものことですが、どうやらわたしは風邪を引くということがほとんどなく、疲れるとのどに症状が出て、すぐ終わってしまうようです。

 今日は、わたしが小学生のときからお世話になっているピアノの先生のコンサートでした。実はいまちょっとレッスンはお休みしてしまっていて、先生にお会いするのは久しぶりでしたが、お手伝いはさせてほしいとお願いしていたので、13時前には会場入り。先生の妹さんは、以前から存じ上げていましたが、お姉さまという方にも、初めてお会いし、ご挨拶できました。普段イギリスで生活していらっしゃるので、お会いするチャンスがあったのは、とてもうれしいことでした。

 お手伝い、といっても、大した役をしたわけではなく、お預かりチケットの引渡しと、当日券の販売です。一緒にやった方は、先生の同級生だそうで、彼女は特に、音楽や歌に興味があるわけではないようでした。ただ、先生がとても一生懸命で熱心なので、応援したくなっちゃうのよ、何をするのも、パワフルなのよ、とおっしゃっていました。そのほか、たくさんの同級生が来られて、わたしの知らない先生の人柄を垣間見ることができました。

 ジョルダーニのカーロ・ミーオ・ベーンから始まったコンサート、開演時間にはまだ、受付業務をしていて、先生の出には間見合いませんでしたが、漏れ聴こえる先生の歌に耳を傾けました。いつもの先生の声とは少し違うような気がしました。良くなったとか悪くなったとかいうことではなく。舞台上で歌う先生を想像しながら、聴いていました。

 2曲目が終わるのを扉の外で待って、拍手の中を会場に入りました。先生にしては、意外な色の水色のドレス。ん?

 ヘンデルの『泣かせたまえ』から。今回は、プログラムのほかに、解説書がついていて、かつ、歌う前に説明もあるので、わたしのようなオペラ音痴でも楽しめました。後半、先生色のドレスで舞台に上がった先生を見て、気づきました。先生、痩せた?

 オペラについて、何もわからないに等しいわたしでも、単に楽しむということはできず、信じてはいながら、舞台がうまくいきますようにと、祈るような気持ちでした。その一瞬しかない世界、何が起こっても不思議はありません。

 無事に終わり、アンコール。わたしのいちばん聴きたかったヴィッシーダルテ~♪わたしは先生がコレを歌うのを聴いているのが好き。

 無事お開き。先生にも逢え、ちょっと大変でお痩せになったと知り、どう声をかけたらと思ったら、『あなたも大変なのだから、お互い、無理しないで頑張りましょう。』と。う~ん、やっぱりパワフル!

 数年前のコンサートで、先生の歌うオーソーレミーオを聴いて、頑張ろうと思ったわたし。歌い出しの、その一瞬で。歌はそういうものなのかもしれません。今回も、月並みですが、パワーをいただいたコンサートでした。今度は、企画段階から、もっとお手伝いできたらと思います。

 というわけで、写真は昨日先生に持って行ったお花。前日にレッスンにいったフラワーアレンジメントの教室で、ワインボトルの横にオアシスをつけてアレンジする方法を習いました。ピンときたわたし、帰りに先生の好きそうなワインを買って、それに会うお花も買って、そのほか、もろもろそろえ、アレンジしました。大きくて立派なお花がたくさんあったので、ちょっと恥ずかしかったのだけれど。

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