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料理を好きになりましょう2006年01月11日 23時59分59秒

101歳の現役スキーヤー三浦敬三(みうらけいぞう)さんが亡くなったという記事を読んで、少なからずショックを受けました。スポーツを自らやるのは好きだけど、スポーツ観戦は苦手なセルクル、しかしそんな私でも、「三浦敬三」さんのお名前は存じ上げていて、実はごくごく最近彼の著書『三浦家の元気な食卓』(昭文社 三浦敬三、三浦雄一郎、三浦豪太共著)という本を買ったばかりだったのです。

100歳過ぎても、なぜ頭脳明晰で、しかもヤワじゃできないスキーをできるんだろうという疑問をもっていたセルクルですが、答えはこの本にありました。いくつかの答えをみいだしたのですが、そのうちの一つはとても大きな要因なのだと感じました。なんと彼は、あの御歳で、自炊なさっていたのです。

自炊とひと口にいうけれど、これはとても大変なことです。献立を立て、買い物し、それを調理し、自ら食す・・・・・・これで終わりではありません。食後のいちばん幸せを感じている時にする後片付け。この一連の行為は生きることそのもの。それも彼の健康に対するこだわりは、半端じゃありません。

頭脳明晰なのは、彼にはスキーという強い動機があって、それに生活のすべてをかけているからこそのものであったと思いました。端的に言ってしまえば、彼は自分で健康を考えてご飯を作っていたから、しっかりしていたのだと思いました。

料理ってとても大変です。計画を立て、手順を考えて作らなければならないし、ちょっと慣れると、経済性や効率も考えたくなるもの。いくら料理やお菓子作りが好きでも、普段まったく気が乗らなくて、それでも作らなければならなくて(もう、この『ねばならない』というところがダメなのだけど)、そういう時はどうも美味しくない料理が出来上がるセルクル・・・・・・。でも料理することが高齢になっても、頭脳明晰に生きられるひとつの方法だとしたら、こんないいチャンスを毎日逃すことはない、と思いました。

世の、料理をしない方、とくに男性方、ぜひぜひ料理に挑戦してみてくださいませ。はじめはカレーでいいじゃないですか。認知症の予防になるのではないかと思います。

追:このように言ってるセルクルがどんなに怠け者かというと、料理に気が乗らない時で、自分ひとりの分だけつくればいい時は・・・・・・ 面倒だ、カップ麺で済まそう→買い置きを探す→あ‘-ポットにお湯がない→やかんで沸かそうと思う→でも、お湯を沸かすのも面倒→カップ麺のフィルムをはがすのも面倒→この2重の面倒をするくらいなら空腹の方がまし→空腹を忘れるために寝る ・・・・・・自分で書いていても、恥ずかしくなります^^;