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プールあれこれ2006年04月12日 22時47分40秒

東武線よりの隅田公園の桜Ⅱ20060408

今日は夜、プールで、久しぶりの人に会いました。彼女はわたしの兄弟の同級生のお母様で、うち中でなんとなく知っていた人なのですが、彼女も水泳暦30年のベテランです。わたしと違うのは、30年ずっと水泳を続けていたことです。今日、お歳をきいて、びっくりしました。80歳とおっしゃていました。わたしには60代にしか見えません。わたしの年代の親ということを考えると、きっとお子様を持たれたのも、遅かったのでしょう。

彼女には、わたしは高校生のときから、タイムがかないませんでした。年齢別の、世界記録保持者と聴いて、またびっくり。続けるというのは、こういうことなんですね。

いろいろと、会わなかった間の話をしました。彼女も、生活には余裕のある方なのですが、ご主人さまとは、あまり幸福な結婚生活ではなかったと、うわさで聴いたことがありました。彼女は、わたしに、

「泳いでいる間はね、苦しいから、(普段の生活の)イヤなこと、みんな忘れられるのよ。あなたもね、だからまた、泳ぎましょうね。」

このことばを聴いた時、ああ、やっぱり彼女は心まで満たされていたわけではなかったのだ、と思いました。

でも、人間は強いとも思いました。わたしも、もうちょっと強くありたいと思った晩でした。