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不精者の3日分2006年05月28日 22時30分15秒

神田明神

更新を滞った3日分です。

5月26日(金)

いやなことがあって、そのまま家に帰っても頭が切り替わらないだろうなと思い、途中で一息入れました。とても気になっていた小さなカフェ。うっかりすれば通りすぎてしまうような小さなお店なのですが、わたしは、もう10年ちかく前から、この家の人は、知っているひとかな・・・・・・という疑問をもっていました。 先月オープンしたそのお店の小さなドアを開けると、テーブル席が2つに、カウンター席3つと、とても家庭的な雰囲気。若い女性とその母という感じの女性2人が愛想よく迎えてくれました。コーヒーと本日の焼菓子を注文。お菓子はパウンドケーキに、チーズとレーズンが入ったものが、温められて出てきました。ほっとして、おいしかったし、コーヒーもおいしかったのですが、何よりそのお店の雰囲気が気に入りました。昼間はいつも「ひとりにしといてー」という感じのわたしですが、気持ちはおうちモードになっていたので、お客を含めて、みんなが会話するという、アルコールフリーにしては面白いところが気に入りました。やっぱり、ここのママ(母)は知っているひとかも、とますます感じました。でも、他のお客さんもいたので、わたしはその話はしなかったのですが、帰りにその疑問が解消。レジにたったママが、「どこかでお会いした気がするんですが・・・・・・。」と言ってくれたので、10年ほど前、ほんのちょっとの間、フラワーアレンジメントを習っていたことがあるけれど、その時にご一緒だったのでは・・・・・・というと、やはり彼女も生徒だったのでした。そして、名前をたずねられたので、わたしの姓をいうと、ファーストネームを覚えていてくれました。「とてもすてきな名前だったので。覚えていたの。」と言われ、とても良い気持ちで帰途につきました。名前を褒められるのはとてもうれしい。この名前を考えてくれた祖父と字を考えてくれた母に感謝です。

5月27日(土)

妹宅では、今日、新車が来るので、いままでの車ともさよならになりました。この車は、わたしにとっては少し感慨深い車でした。2年前、当時義弟が乗っていた車を、わたしがひとりで運転中、単独事故を起こし、わたしは無事だったのですが、車を煙が出るほどめちゃくちゃにしてしまい、廃車にまでしてしまったことがあります。義弟は、どうせ古い車だったのだから、弁償しなくていいよ、なんていってくれたのですが(←たぶん、かなり無理してそう言ってくれたのだと思います。)、いくら普段、義弟にいばっているわたしでも、それでは悪いと思い、買ったのでした。でも、家族が増えたり、みんなでどこかに行くにはせまかったりで、結局、新しくしたのでした。 新車がくるというのに、元気がなかったのが、姪1号でした。彼女は車に名前までつけて、愛していたのです。それで、彼女はいままでの車に感謝の手紙を書いて、車検証の入っているファイルの中にある車取り扱い説明書の中に、その手紙をしのばせて、さよならしたのでした。その手紙と一緒だから、車も寂しくないと信じています。

5月28日(日)

突然、妹一家が新車でやってきて、車祓に行くので、一緒にどう?とのことでした。わたしは信心が全くないので、新車を買っても車祓をしたことがないのですが、義弟は少しだけ気になるようです。家の近くでやった車は、例のわたしが破壊してしまった車ですが、彼はそれも気になるようで、結局あれ以来、神田明神でやっていただいているようです。わたしには、神田明神なら、「天野屋」の納豆が買える!という秘かな楽しみがあるので、結局全員で出かけました。 期待通りにはいかないもので、ナント天野屋はお休み。休日なのに、なんでかな、と思いましたが、ここの主人の同級生である父は、「ヤツは祭り好きだからな。」と一言。そう、今日はたしか、お隣の湯島天神のお祭りだったのでした。(でも、そんなことでお店を休むのかなぁ。)

その代わりと言ってはナンですが、今日は神田明神で、結婚式を挙げたカップルにあい、幸福を分けていただいた感じで、気持ちの良いいちにちでした。写真は神田明神。