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懐疑的思考2007年07月01日 22時11分31秒

何事も思い通りにならないことはあるもので、実はここ数週間、そのことが頭から離れず、いいときもあるけれど、わたしにはそうでないことの方が多いように思います。どうもわたしという人間は、佳い波にうまく乗れないみたいと思い始めると、きりがない。で、ときどき思考をかえて、しょんぼりしている顔をしていたのでは、福もチャンスもめぐってこないから、せめて前向きに積極的姿勢で頑張ろうと思って、チャレンジしてみる。そういうことの繰り返しです。
仕事もフツーに頑張っているし、勉強もそれなりに。けれど、ふと自分の自由な時間がくると、ふぅ~とため息ばかり。本当にどうしたらいいのだろう。特に、昨日今日と、ちょっと憂鬱。

まだまだ続く2007年07月02日 23時42分14秒

今朝は雨でのスタート。湿度が高く、窓を開けたらムットしました。

先週末、用事で千葉の市川に行きました。そのとき見つけた「あんず」。やっとあんずの季節が到来です。というわけで、「あんずを見つけたら、買ってきて!」と、プールのあんず好きの友人に頼まれていた分1パックと、わたし用に2パック買ってきました。そういうわけで、イチゴが一段落し、アメリカンチェリーのジャムも作って、やっとあんずジャムを作ることになりました。

とりあえず135ml瓶が5個強できました。実は姪っ子1号が、「おばさまの作ったあんずジャム」のファンでいてくれて、彼女から早く作ってと矢の催促をされていました。なんでも妹によると、朝のヨーグルトに入れているのだそうですが、1号はまずヨーグルトだけ食べ、最後のお楽しみにあんずを食べるのだそう。普段なら、一緒に食べないのはお行儀が悪いといいたいけれど、妹は姉のわたしに関わることなので、大目にみているのだそうです。わたしも、このくらいのことなら、賛成。

いつもそうですが、作ったジャムは、もしかしたら、差し上げることになるかもしれないので、売っているみたいにきちんとラベルをつけ、スタンバイさせています。うちで食べることになっても、そのほうが、大事に食べるような気がして。

今度、機会があったら、写真を載せてみますね。

そして、そろそろ通販モドキの「夏」のお菓子も準備しなければというわけで、さっきまでかかって、タルト生地を作り、冷蔵庫でねかせました。夏のお菓子は、タルト・シトロン(レモンのタルト)にしようと思っています。酸味が効いて、夏にはぴったりのお菓子です。

お塩をうちに連れ帰る2007年07月03日 23時59分55秒

実は、「梅干」あんまり好きじゃないのに・・・・・・。

今年は梅干漬けました。梅をうちの近所でも見るたびに、「今年はどーしよーかなー?」とためらっていました。そして、先日、市川に行ったときに、あんずと同じところで、梅が売っていて、ふと手が伸びました。南高梅。前にも漬けたことがあるのです。わたしは実はあまり好きじゃないので、それを白いご飯の上に乗せて食べるというようなことはないのだけれど、この時期、とくにお弁当には重宝します。それに、わたしは食べることもだけど、それ以上に作ることが好きなんです。そして、何より、この時期しか出会えない果物、実なりのものは、愛おしい気がして、付き合ってみたくなるのです。

そういうわけで、作り方がシンプルな分、今年はお塩をちょっと冒険してみようかしらと思いました。たいていは、国産の粗塩などをつかうのですが、なにか変わったお塩はないかしらと、先日、プールの帰りに近所のスーパーに寄りました。

今はどこのお店でもそうでしょうが、お塩はたくさん種類がありますね。わたしもフランス料理を習ってから、外国の塩というのにも関心をもってきました。いろいろ見たあと、ふと目についたのが、見切り品のコーナー。ここに、260グラム入り52円というお塩がありました。どーせ、人工塩なのだろうと思ったのですが、ラベルには「地中海の天日塩」とありました。地中海って、あの地中海?と思いながらよく見ると、イタリア産。パッケージが瀬戸のほん塩みたいだったので、てっきり日本産と思っていたのだけど。地中海、地中海・・・・・・というわけで、わたしは心魅かれていきました。

わたし、実は、地中海で1度だけ泳いだことがあるんです。もうずっとずっと前のことになりますが、海で泳いだのは、それが最後です。そのときはフランスのニースの石がごろごろした海岸でした。海もよかったけれど、あの太陽、あの空気、あの雰囲気、どれをとっても、忘れがたく、今度は「イイヒト」と来たいなと思いつつ、それが実現できないままになっていますが、いまでもときどき行きたいなぁと思う場所のひとつです。あの太陽のモトから来たお塩・・・・・・と思うと、お塩にとっては、こんなに離れた外国で、しかも、「見切り品」になっているなんてかわいそうに思えてきて、迷わずそれをかごに入れました。こんなに遠くに来てしまったからには、せめて、あの地中海を知っているわたしが使うのが、お塩にとっても、全うできるんじゃないかと、いらぬことを考えました。

そういうわけで、今年の梅干は、地中海のお塩で漬けました。日本の伝統的保存食を、イタリアで作った地中海塩で作る・・・・・・この東西の融合も、あんがいうまくいくかも知れず、ちょっと楽しみにしています。

いま2007年07月09日 21時29分42秒

昼間はフツーの顔して、フツーに仕事をしていながら、いざ、自分の時間になると、ヘトヘト、ぼろぼろ・・・・・・。人間て、一日中、こんなにも同じことで悩めるのかというほど、めちゃくちゃになっています。ま、考えようによっては、人並みになれたということかも・・・・・・なんて思って、妙に客観的になってみたり。
頼まれたお菓子も、手順や材料を間違えて、とんでもないものが出来上がってしまう。お菓子作りに心を込められない、集中できないのだから、当分、お菓子の依頼は断るわ。眠れない、けど、哀しいかな、食欲はあります。というわけで、更新ままならず、の言い訳をしてみました。

意気地なしのわたし2007年07月13日 23時59分59秒

どうしてもうまくいかないことがあります。それで、この一週間、毎晩悲しくなっていました。誰にでも詳しく話せる事情じゃないので、他人が表面だけみたら、情緒不安定、あるいは病気といわれてしまいそう。ただ、誰かに話しても、解決がつくことではないので、やっぱりひとりで考えるしかなく、でも、すでに、わたしの努力の域を越えていることなので、八方ふさがりでもあります。

・・・・・・ということは、もう、放念するしかないのですが、ソコは人間のわたし、そうもいかないわけです。そんなことばかり考え、あれだけ行っていたプールもずっとお休みしてしまいました。なんだか泳いでいても、虚しくなるだけのような気がして。今日久しぶりに行ったのですが、やっぱり虚しい。
ケ・セラ・セラという心境になりたいものだわ。

久々に寝たきり2007年07月24日 22時36分50秒

このごろはずるけていて、そんなに早く起きないのですが、今朝は5時半に目覚めました。頭痛くて。久しぶりの片頭痛。こういう日に限って・・・・・・そうなんです、今日は父を病院に連れて行く日なのです。この付き添い、ほとんど必要はなく、父は一人で行かれるし、非常に冷たいようだけど、わたしはいろいろな意味でこの付き添いが苦痛なので、やめてしまえばいいのですが。

とにかく、片頭痛薬を使ってから、時間を見計らって、ベットから起き上がれなかったので、携帯電話で妹に連絡。渋々だったけど、妹がやりくりして、父を病院に連れて行ってくれることになりました。

わたしは、そのまま寝たきりでした。仕事は諦め。どーしてもアイスノンが欲しかったので、2階の自室から壁やら手すりを支えに、1階のキッチンに降りて行って、冷凍庫からアイスノンを出し、また這い上がるように自室へ。もー、ほんとうにそうっとしていないと、きっと死んじゃうと思うほどの久々の痛さでした。冷たく苦いコーヒーが飲みたかったけど、それは自分では用意できませんでした。こういうとき、やっぱり傍にいてくれる人がいたら、どんなにいいだろうと思いました。

薬も効かず、午後も寝たきり。午後になって、痛さにも慣れてきたころ、気がつきました。節々や腰が痛いことに。これって、発熱?と思ったら、どうも身体がほてっていることにも気付きました。でもたいした熱ではなく、7度ちょっとでした。今になって、喉がヘンになってきたので、かぜをひいてしまったようです。何ヶ月ぶりだろう。

今週は、ちょっと重要な仕事があるし、週末には水泳のプライベートレッスンに申し込んだし、前から行きたかったお友達とのお食事の約束もとても楽しみにしているので、明日は、かかりつけの、すぐに抗生物質をだしてくれるドクターにかかろうと思います。

これまで、いちご、いちごとバナナ、あんず、アメリカンチェリー、もものジャムをせっせと作って、ほぼ100ビン以上。やりだすと止まらなくなってしまうのです。それを見ていた義弟が、玄関に置いて売ってみらたどうだろう?と提案してくれたので、やってみようと思います。といっても、玄関に入ってくる人だけなので、ほとんど知り合いということになり、利益は度外視、また、わたしも普段は居ないので、売れる見込みはないのですが。んだ!ついでに、フルーツケーキの宣伝リーフレットも置いてみようか、と夢は膨らむばかり。

再起をかける自宅お菓子教室2007年07月28日 15時24分16秒

このごろ、更新を怠り続けているのですが、定期購読してくれている方にお会いすると、心配していただいているし、わたしも書かないと、一日の「おさまり」が悪いような気がするので、もう少し、頑張って書いてみようと思います。書かなかったのは、別に何があったわけでもないと言い切れもしないのですが、一番大きな理由は、わたしの文章は長く、それだけに時間もかかるので、夜、どうしても睡魔と疲労に勝てなかったというところです。短いブログを試みたこともありますが、「今までのと比べると、つまらない。」という意見もいただいたので、躊躇。そういうわけで、いろいろ試みてみます。

数日前、父が、自宅で「定期的に」お菓子教室をやってみたらどうだろう、と提案してくれました。いままでしばらくの間、不定期にやっていたことはあるのですが、それは断念せざるを得ない状況になって、いまは、生徒さんの家に複数で集まってもらってやるか、あるいは、地域センターの調理室を借りてやっています。わたしも本業があるので、これも不定期。

自宅でやるのを断念した理由の大きなことは、父が教室となる居間の食卓の上を自分の書斎のように使いだしたからでした。ほかに書斎が2箇所もあるのに。これが、教室の日だけ片付ければよい、という枠を大幅に超えた使い方。教室をしなくたって、料理をし、温かいものを温かいうちに食べてもらおうとする人間にとって、これほどいやなことはありません。

教室は食卓で実習をして、実習後はテーブルクロスをかけて試食していました。うちの食卓は6人までは充分に食事ができる大きさなのですが、それがいまは、わたしひとりが食事をするのも片付けなければならない始末。はじめのうちは、わたしも、ちょいとキレていましたが、いつのまにか父に逆ギレされるので、年取った父とバトルをするのもいやだから、自宅教室は自然消滅、でも、ささやかな抵抗で、食卓のわたしのカテゴリーが侵されているときは、キッチンでひとりで食事をしているわけです。

その父も、自分のいわば「犯罪」を自覚しているらしいことが、今回のことでわかりました。というわけで、わたしももういちど教室を再開しようかと思っています。といっても、この巨大な「書斎」を片付けるのも、おそらくわたしが9割は働かなければならないのですが。このところ、いろいろなことで、ちょっと落ち込んだりしていますが、それでも、こういう具体的なことをすることで、元気を取り戻そうかなと思っています。

本と泳ぎの助けを借りる2007年07月30日 23時18分42秒

どうも心がどこかに飛んでしまっている、すでに努力の域を超えた問題が頭から離れないわたしは、こういうときの最後の手段を思い出しました。そうだった、こういうときは、いつも読書に逃げるのだった。そうすれば、はじめはどんなに読書をし頭を使うことが億劫に思えていても、本さえ選べば、その世界にのめりこめる。それに、本というのは、有難いもので、悩みからの解放のされ方が、建設的なのです。単に本に没頭することで、解放されるのではなく、悩みを解決の方向に持っていってくれる。自分の悩みがたいしたことのない、小さいことだとも思わせてくれる。

そういうわけで、買っておいて読めずにいるスタンバイ状態の本の中から、『あきらめない』(鎌田實著・集英社文庫)を選び出しました。いまのわたしには、ちょっと重い内容なのではないかなと想像もしたのですが、それでも、このドクターの本は、吸い寄せられるような文章で、慈愛に満ちていて、重い内容でも、不思議と心を落ち着かせてくれるのです。それで、昨夜ベットに入ってから読み始め、(でも、この本を寝ころがりながら読むなんて、申し訳なく思っています。)一晩で1冊読み切ってしまいました。明け方読み終わるころには、わたしの心も落ち着き、小事にこだわっていることを自覚できたから、それなりの効果があったように思います。

今日、夏休みだったわたしは、午前中にプールで、プライベートレッスンの日程を組んでいました。コーチとマンツーマンの指導です。というのも、ちょっとした目標があって。
マスターズで一緒に泳いでいる仲間のおじさまが、わたしに課題をくれました。バタフライを泳ぐ彼は、「年末の大会で、50mバタフライを36秒切るのを目標にしてごらん。切ったらおいしいものをご馳走するよ。ぼくは、33秒を切るのが目標。切ったらあなたにご馳走してもらう。どう?」
わたしは乗ってみることにしました。そうなんだ、こうして目標を立てるのだと思いました。タイムの根拠は、お互いの25mバタフライの自己ベストタイムのほぼ倍というものです。
ほぼ、毎週土曜日にバタフライのレッスンに出て約1年。そして、とても優秀なコーチに習っています。彼のバタフライは見惚れるほど美しく、速いと思います。そして、わたしにも、とても細かく教えてくれます。いまでは、ミクロの世界になっている感じに。ヒドかったわたしの泳ぎも、彼のお陰で少しは上達しているはずです。でも、どうしても、彼の言うようにできないこともあって、とてもモドカシイ思いをしています。
それで、今日のプライベートレッスンは、あえて、その彼ではなく、別のコーチにお願いしてみました。目標とする泳ぎは同じはず。でも、違うアプローチで教えてもらえるかもしれないことを期待して。わたしのように、幼いころやっていても、ブランク期間が長いものにとっては、初めて水泳をやる人とあまり変わらないと思うし、哀しいかな、齢も災いして、頭で理解していても、身体がそう動いてくれないのです。それでそうしてみました。
今日のコーチは、いつも習っていて、わたしの泳ぎのクセもなにもかも、よく見ていてくれて、的確なアドバイスをくれるコーチ。彼女の泳ぎは、無駄がなく、自然体のように思えて、いつも美しいと思っていました。姿勢、リズム、タイミング、ドルフィンキック、手のかき、すべてにアドバイスがあり、わたしの頭もスッキリし、いつものコーチがおっしゃっていることが、身体で理解できた感じでした。

ときには、休館日のプールで、こんなレッスンもよいもの。30分間でしたが、内容が濃すぎて、早くプールから上がって、頭の中で熟成させたくて、ダウンをするのも忘れてしまいました。

今日はちょっと良い気分転換にもなり、スッキリして、家に帰り、自室で雨音を聴いて、安心感を得ています。

「このブログについて」を、少し書き換えました。

今日も心地よい疲れ2007年07月31日 22時55分20秒

またまた乾杯
とにかく、「鎌田實」さんのおかげで、メンタルな部分はだいぶ回復しました。そういう点で、本というのは有難いものだとつくづく思います。諏訪に住んでいなくても、文字を媒介として、こちらがその気になれば、解決策を与えてくれます。

そういうわけで、深い傷にならずに何とかなりそうで、とてもヘンな言い方だけど、その点ほっとしています。日中、仕事に没頭できる幸せというのを感じます。あとは、水泳。このところ、プールはサボり気味だし、行っても、あまり気も乗らず、いい加減に泳いだり、ときには歩いて帰ってきたりしていましたが、例のバタフライの目標に向け、とにかく練習する気になりました。それで、昨日教わったバタフライの練習、練習。こんなに本気で練習しようと思ったのは、久しぶり。

それに、今日は、ただひとり、わたしの事情を知る知人にも久しぶりにお会いし、思っていることをだいたい話せたので、ほんとうに気持ちが軽くなりました。誰に話しても解決がつくことではないものの、ほんとうに「たったひとりで」物事をかかえるというのは、けっこうつらいものでした。彼女は本当に不思議な人で、わたしより、ずっとずっと若いのですが、やさしく聴いてくれるその目を見ていると、わたしはいつも安心するのです。

それからもうひとつ。ひとつあらたな決心をしました。この決心の内容は、書くと実現しないような気がするので書かないことにしますが、いままでの経過を書くことにし、それから想像していただくことにしましょう。

ーーいままでの経過ーー
昨年8月19日より、減量、とくに体脂肪率を下げる努力をすることにしました。具体的にやった主なことは、泳ぐ前に夕飯は済ませ、泳いだ後は、水分以外は口にしない、というものでした。。
そんなことを続けて、今年の4月1日には、2桁まではいかなかったものの、それに近い数㎏減、減ったのが全部体脂肪というわけではありませんでしたが、それに近いものはありました。
・・・・・・ところが、ところがなのです。それっきり安定してしまって、この4ヶ月は減らない。もっとも、ちょっと油断し、また、プール後、ちょっとだけと食べてしまい、だんだんエスカレートして、あまり罪悪感を感じないようになってしまったのです。

そういうわたしが、決心したことです。

写真は、6月5日に一緒に食事をした彼女と、再び同じお店で食事をしました。7月10日のこと。最近は、身体のために温かい飲み物しか口にしていなかったそうですが、本当はビール好きの彼女、やっぱり最初の一杯はビールにするということで、炭酸克服最中のわたしも、付き合いました。
今度は8月7日に、また同じお店でお食事(飲む)予定。