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今から心を痛める赤ワイン2006年11月06日 23時06分15秒

夜、家に帰ったら、長野のヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー www.villadest.com からクラブレポという会員のためのレポート(手紙)が届いていました。年に2,3回でしょうか、はっきりしたことは忘れてしまったけれど、このように手紙が届きます。そして届くたびに、複雑な思いをしています。

このワイナリーはエッセイストの玉村豊男さんのワイナリー。玉村さんの本は、ずっと以前にヨーロッパ旅行をする際、その予習として彼の旅行記を何冊か読んだのが最初で最後です。実はあまり好きではないんです。切り口が鋭すぎるような気がして、わたしの好みではないというだけなのですが。

それが、2年半ほど前、ぶどうの苗木会員の募集をしていて、よりによって会員権利をそれこそワンクリックで獲得し、赤のメルロー種の苗木に名前をつけました。あと2年もすると、毎年赤ワイン1本が4年間、届くことになります。でも、このワンクリックをした動機というのがひっかかっていて、わたしは自分の苗木を見に行って、雑草を引いてやることすらしていないのです。

2年半ほど前のその時、わたしは人からあんまりひどいことを言われて、しばらくの間気が晴れずにいました。いま考えると、わたしも相手に配慮が欠けていたと思うのですが、その時は自分の気持ちしか考えられずにいました。それで、わたしにとってはちょっと高い買い物をしてしまったわけです。

今回のクラブレポは、今月29日で、ワイナリーやレストランの営業が終わること、今度は来春3月17日から営業することなどが書かれており、今年もまた行かなかったという、ちょっと痛い思いがしています。今月30日には、苗木会員の親睦パーティーがありますが、これもきっと行かない。あと2年もすると、ワインが届くことになりますが、さてこのワイン、どんな思いで食卓に登場させるか、実はいまから気が重いのです。ここはやはり勉強したと思い、同じ失敗をしないように充分反省する契機にするしかないですね。