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会いたい2006年03月13日 23時30分03秒

今日の読売新聞夕刊に、大分県国東半島のことが出ていて、そこに載っていた熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)の写真を見て、思わず「あ~、熊野磨崖仏に会いたい~。」と声を出して言ってしまいました。ここには2回、行ったことがあります。

年配の方には、ちょっとキツイと思われるような山道を行くと、この仏さんが待っています。奈良の大仏程ではないけれど、ちょっとした大きさ。年代、作者は不明です。この仏さんは、とてもおだやかな顔をしています。何でも寛容に受け止めてくれそうな、そんなお顔です。

こんなおだやかな顔の仏さんを彫った人は、いったいどんな人だったのだろうと、考えたことがあります。何の根拠もありませんが、きっと、大きな悲しみを味わった人だろうとわたしは想像しています。

わたしは何の信仰も持ちませんが、この仏さんには、自分の心が弱くなりそうなとき、会いたいと思うのです。

写真は、昨日の朝、散歩した湯島天神の男坂を上ったところからです。(梅は女坂からの方が風情がありますが。)梅が満開で、境内がとても良いかおりにつつまれていました。この坂を下りたところが、いわゆる天神下と言われる地域で、左には古くからある甘味屋、昔ながらのしもた屋、古い魚屋、がんもどきの美味しい豆腐屋があります。もっとまっすぐ行ったところが昔の黒門町(くろもんちょう)。小学校の名前で残っています。ここにはわたしがよく利用する筝曲・三弦のお店があります。 デジカメバッテリー切れで、いつものように携帯のカメラです。

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