桜ごはんで春 ― 2007年03月02日 23時36分52秒

また、久しぶりの更新になってしまいました。
おかしなことに気づきました。前回、予備校時代の友人に会った話しを書き、12月に彼らに会った話しを書いたのを読んだら、出だしと結びが一緒です。
「たった今、帰ってきました。」
「ギムレットではじめ、あとは何を飲んだか忘れてしまいました。」
わたしは同じ状況下にあると、同じ思考回路をたどると普段家族に言っていますが、やっぱりそうですね。酔って、よい気持ちで帰ると、どうやらこういうふうになるようです。それと、かなり酔っていたせいか、前回写真の説明を忘れたようです。前回の写真は2月14日に行った料理教室での「鮭のピストー風味」。南仏の味です。
今日は仕事で久しぶりに表参道に行きました。ここに来ると「紀ノ国屋インターナショナル」が近いのでちょっと寄りたくなります。今日は狙いものがありました。 それは、この時期だけ売っている、「さくらご飯の素」。桜の花と葉の塩漬けで代用して自分で作ってみたことがあるけれど、やっぱり化学調味料いっぱいでも、なんとなく紀ノ国屋で売っているのが好き。帰宅後、ちょっともち米を入れて、早速炊きました。ピンクでちょっとお塩が効いていて、美味しかったです。これでわたしも春を迎える準備ができたというもの。春は大好きな季節です。
写真は先日の姪っ子2号のお誕生日に作った巨大プリン。直径16センチのシャルロット型で焼きますが、お皿にあけると、自身の重みでもう少し直径の長いプリンになります。このプリン、何度も作っていますが、この時がいちばん美味しくできました。中心が固まったギリギリのところで、口に入れると、プリンだかクレーム・ブリュレだかわからない感じになって、最高に幸せな気分。この火加減を覚えておこーっと。
飲み会後はいつも元気 ― 2007年03月04日 23時26分38秒

忘れないうちに書きますが、3月5,6日たぶん夜9時~、NHK教育「きょうの料理」に、わたしのフランス料理の先生・脇雅世(わきまさよ)さんが出演しますので、よろしかったらご覧ください。といっても、わたしもいつも忘れて、うっかり見過ごしてしまうのですが。
今日はほんとうに良いお天気で、気温も高かったですね。
昨晩プールが終わった後、10時すぎからプールのコーチや友人たちと飲みに行きました。昨晩は、思いもかけず、昨年の夏まででお辞めになったE先生もいらっしゃって、再会できて嬉しかったです。というのも、夏ごろあまり熱心にプールに行っていなかったので、プールの事情に疎かったわたしは、E先生がお辞めになった後にそれを知ったので、ちょっと残念だったのです。聴いたら、お住まいは近所。これならまた、ご一緒できるチャンスがあるかもと、ちょっとうれしい。
コーチ以外は全員マスターズで泳いでいる人ばかりでした。まあ、わたしもそうといえばそうだけど、わたしのはただマスターズクラスで泳いでいるっていうだけなので、昨日の会では、例えばみんなの大会の話題にはついていかれなかったです。わたしはいまのところ、泳ぐとかプールに行くということで、肉体的精神的に健康に向かっていて、微妙なバランスを保っていますが、そんな事を知らないみんなは、大会に出たら?と熱心に誘ってくれます。どんなに出ないと言っても、懲りないで誘ってくれて、ほんとうにありがたいです。でも、もうちょっと深呼吸する時間が欲しい、そんな感じでしょうか。友人でひとりだけ事情を知って理解してくれる人がいて、さりげなく助けてくれるので、心の中でそっと感謝です。理解してくれる人がいるというのは、安心感をもつものですね。それでも、わたしもいつか、みんなみたいに「熱心に」そういう話題に乗れるときがきっとくると思っています。
昨日は大好きなF先生もいらっしゃって、しかもお隣に座ってくださったので、それも何となく安心でした。彼女もしずかに見守ってくれる素敵な人。いつも助けられています。午前2時半すぎにお開きになったのですが、わたしも帰ってすぐ昨日は寝たけれど、普段と同じように5時すぎには起きて、一日をスタートさせました。こういう楽しい会の後は、かなり元気になります。
というわけで、今日は近くの丸井に行って、ショッピング。ここの丸井には小さいけれど、東急ハンズが入っていて、けっこう面白いです。大好きな本屋さん(紀伊国屋)もあって、グット。今月から作ると公言しているプリューノの案内書のDMを出す前に、すでに注文をしていただいていているのですが、実は準備が遅れていて、「成城石井」で材料を今日やっと揃えました。あとは、プルーンを煮る赤ワインを何にするかが問題。これがいちばんの難問かもしれません。わたしの好みで、たぶんブルゴーニュワインになると思いますが。
写真は、今日やっといただけた桜餅。実は昨日買いにいったのですが、道明寺しかなくて、今年のお節句は、いただきそびれてしまったと思っていたのです。道明寺は好きだけど、やっぱりおひな祭りには、桜餅だもんね。ところが、昨夜(正確には今朝はやく)帰宅したら、妹が届けておいてくれていました。感謝、感謝というわけで、ちょっと気を入れて、お抹茶をたて、いただきました。因みに、桜餅ののっているお皿は、以前わたしが出張で訪れた岡山で、休暇を利用して作った備前焼きのお皿。出来上がったときは、たいした感動もなかったけれど、今になってみるとあじがあるような気がして、ときどき使っています。
家ではやっぱり眼鏡に限る ― 2007年03月05日 23時59分59秒

日付がまわってしまったので、便宜上操作しました。
このごろ、雑巾を作るのがマイブームなわたし、使い古しのタオルや、薄手の新しいタオルで、ちょっとのひまを見つけると、ちょこちょこっと縫っています。でも、糸はいつも白か黒。つまらないなぁと思い、昨日ショッピングに出かけた折、かわいらしい色の糸を4色選んで買ってきました。それが今日の写真です。
今朝出かけるときは、雨の用意をして出たのですが、帰ってくるときは、雨は上がっていて、代わりに強風が吹き荒れていました。帰途、最近行き始めた近所の眼科に寄って、コンタクトレンズの度数調整。今のコンタクトは、あんまり見えない気がするのですが、両目とも一段強くしても、ハッキリ視えるような気がするのに、矯正視力は変わらず、迷いました。結局今日は一段強いのをして帰ってきましたが、夜、お風呂に入っている頃、目がごろごろして開けられなくて、困りました。この時は裸眼だったのですが、今日のコンタクトのせいなのか、強風でゴミがはいったのか、それとも花粉症のせいなのかわかりませんが。ただ、ほんの2,3時間していただけなのに、新しい度のコンタクトは、非常に疲れました。視力の良い人には、わからない悩みですね。
なんでも冷凍 ― 2007年03月06日 23時28分05秒

毎朝起きるとき、今晩こそはもう少し早く寝ようと思うほど、眠いわたし。いつも寝るのが1時過ぎで、起きるのが5時過ぎ。しかも、寝つきも悪いし、眠りも浅いので、ほんとうに起きるのが辛いです。要領が悪いのか、必要なことを(だいぶはしょってやるのだけれど)すると、そんな時間になってしまいます。この時間でつらくなくなったら、歳をとったということになるのでしょう。
昨日の夕飯作りのとき、慌てて小葱を切っていたら、左手の薬指の爪を包丁で引っかいてしまいました。怪我はしなかったけれど、このひっかいたところ、爪の中ほどなので、切るわけにもいかず、そのままです。これが意外にいろんなものにひっかかって、今日いちにち不便でした。指の怪我というものは、少しでも、生活に大きく影響しますね。
ちなみに、わたしは何でも冷凍してしまうのです。少人数の我が家では、小葱を切ったあと、使わない分は、保存袋に入れて冷凍へ。この保存袋というのがミソで、コンテナではだめなんです。コンテナに入れると葱どおしがくっついて、大きな塊でしか使えないのですが、保存袋だと、時々適当にしならせることができるので、ほんの少し使うとき、とても便利。普通の葱も、お鍋用に斜めに切ったもの、薬味用のもの、ミジン切りのもの、といろいろ取り揃えております。因みにタマネギはミジンと、繊維に沿ったものの2種。タマネギの場合は、1個を料理に使いきれないことが多いので、残りをそうしています。
以前、タマネギのミジンとひき肉を一緒に炒め、塩コショウまでしておいて冷凍しておいたこともあります。これは、オムレツやカレーを作るとき、とても便利でした。
しかし、いずれにしても、包丁はキチンと研いでおかないと、指を怪我したり、涙があふれでて、哀しい結果になります。
夜はちょこっと泳いできました。でも今日はあまり友達にも会えなくて、残念でした。
写真は、先日のお料理教室で、デザートのサブレ生地がこれからオーブンに入る直前のところ。わたしはこういうの、いかにもお菓子の仕上げという感じで美しいと思うのですが、みなさんはいかがでしょうか。
プリューノ試作とチャツネ ― 2007年03月11日 23時43分02秒

今朝は久しぶりの大雨で、花粉症のわたしとしては、目が痒くない朝でした。
午前中、思い立って、プルーンの赤ワイン煮と、フルーツチャツネを作りました。プルーンの赤ワイン煮は、今月から作ると公言していたプリューノというお菓子を作るのに使うし、フルーツチャツネはフルーツケーキの材料として必要なのです。こちらのほうは以前に作ったフルーツケーキ約100台分がほぼ終わり、もう作り足すつもりはなかったのですが、フルーツケーキの注文が細々ながら途切れないのと、案外自分が食べていなかったことに気づき、どこかで2日間煮込める時間がとれるとき作ろうと思い、今日しかないということになったのでした。考えてみれば、どちらのお菓子も、そのお菓子を作るのに使う材料を作るところから始めなければならないわけですが、それだけ手がかかる分、美味しいものができるということなのでしょう。
写真はプルーンの赤ワイン煮を作っているところです。最近卓上IHを衝動買いして、重宝しています。プルーンを煮るのにレモンの輪切りを入れますが、これはわりと早い段階で取り出してしまいます。しかし、捨てるにはもったいないほど美味しい。国産の無農薬有機栽培レモンだし・・・・・・というわけで、このワインの旨みをしみこんだレモンはすべてわたしの胃のなかに。幸せと叫びたくなるほどの美味しさでした。
大好きなことをしているときの朝食・昼食は、立ったままリンゴ。キッチンはオレンジの香りやらワインの香りがするので、今日はわざと換気扇を回さなかったせいか、わたしの体中から甘い香りがしたようです。それでも夕方ちかくには、頭も身体もお菓子で煮詰まってしまったので、プールに行こうと思っていたのですが・・・・・・。
ぜーんぶプールの用意を整え、いざ出かけようとしたとき、急遽日本橋に行こうとお誘いの電話。プールには未練がありましたが、結局お誘いにのることにしました。
帰ってきて、即、プリューノの試作。久しぶりに作るお菓子というのは、なかなか上手くできないので、いつも試作から入ります。改善点もいくつかあり、やっぱりできるだけ手抜きをしないで仕上げようとあらためて思いました。
負けないもんね ― 2007年03月15日 23時25分00秒

このところ以前と比べ更新が怠り気味のわたし。さっきスイマーさんにお会いしたら、「毎晩見ていますよ。」とおっしゃっていただいて、申し訳ない思いがしました。きっと他にもそういう方がいらっしゃるはず。ごめんなさい。ここひと月ほど、生活が変わる準備で忙しかったのですが、だんだん落ち着いてきましたので、また、できる限り更新したいと思います。
昨夜から今朝にかけて、体中の関節や特に腰が痛く、コレって発熱?と思いながらいつもの時間に体温を測ると、37、6℃。いくらなんでもこれは普段よりちょっと高い。それでも、今日はどうしても市ヶ谷に行かなければならない仕事があったので、いろいろ手配して家から直行することにしました。それで、とりあえず身支度をし、お化粧をしようと思ったのですが・・・・・・お化粧道具がない!よりによって、こんなに頭がボーッとしているときに、どこに置いたか考えるのもイヤだったのですが、考えました。
わたしは母からもらったドレッサーがあるのですが、別の部屋にあるので、朝寒くてそこでお化粧せず、一式を入れたポーチといえないほどの大きなバッグに入れて、持ち歩いています。それはどこ?と考え、一つの結論に達しました。昨夜、プールの更衣室に置き忘れたとしか考えられない。そう思ったら、あのバッグが無事か、ほんとうに気になりながら、一日をスタートさせました。当然、ありあわせのもので顔は作りました。
市ヶ谷には約束の時間より少し早く着くように行き、軽い昼食をとってとりあえずバファリンをのみました。発熱はさけられないと思ったけど、とにかく体が痛いのをなんとかしたいと思って。頭もボーッとしてたけど、とにかくしなければならないことはこなしました。その頃には薬が効いて痛いのは何とかなっていました。
こういうとき、いつも思うのは、わたしはまだまだ健康を取り戻せないのだろうか、という落胆の気持ちです。元気じゃないのは、ほんとーにイヤ。何で熱なんででるのよぉ、と身体にひたすら文句を言いたい気分でした。
それで、朝、疲れが取れず目覚めるので、「今日は行かない!」と心に誓いを立てているプールへも、行ってきました。本当はこんなとき行かないのが普通なんだろうけど、体が弱いのからは何とか抜け出したい、そんな気持ちでした。熱は無理やり気力で解げたという感じでした。
毎朝毎晩、こんなことの繰り返しです。
写真は、夜、プールの受付で再会できたわたしの化粧バッグ。持ち主に置き去りにされて、きっと一晩不安だったんじゃないかと思うと、もっと大切に使おうと反省しました。
自己診断ミス ― 2007年03月16日 23時32分28秒

夜半に、どうやら本格的に風邪をひいてしまったと思いました。まただ・・・・・・という落胆の気持ちがふつふつと湧き上がってきて、風邪ひとつひかない健康体にどうしてもなれない自分に情けなく、涙が出ました。
とにかく何とかしなければならないので、仕事の合間に、弟の大学の同級生が勤務医をしている病院に、彼に連絡をとってから行きました。わたしが「とにかく、夜までに泳げる人間にしてよ。」と言ったら、一通り診察し、わたしの最近の生活状況などを聴いた上で、「おねえちゃん、こりゃ、風邪じゃないな。花粉症だよ。」と。わたしには、この症状からして意外な診断だったのですが、彼の説明を聴くと納得しました。わたしは、確かに検査で花粉症と診断されているのですが、それに対する防御をほとんどしないで生活しているので、症状が重くでてしまったようです。しかし、風邪でないことがわかって、ほっとしました。
実は咳でむせ返ってしまって、満足に食事がとれないので、昨夜からほとんど固形物を口にしていなかったのですが、彼が点滴をするというので、「そんな時間ないよ。」と言ったら、ブドウ糖の太い注射をされました。「これで夜 、泳げるよ。」でも、無理はするな、との但し書きつきでした。
わたしは無理はするもの、と思っているので、夜ダルい体だったのすが、泳いできました。具合の悪いときの荒療治は、案外効くかもしれませんから。
写真は、姪っ子1号を乗せた幼稚園バス。明日卒園式を迎えます。 手前右側の場所は、妹が入院・手術をした際に、わたしが1週間ほど1号を預かったことがあり、わたしの家の近くのこの場所に臨時停車してもらい、ここから乗せていました。ここを通る度、そのことを思い出します。
ひと月ぶりに到来 ― 2007年03月17日 23時28分27秒
気づけば3月も半ばを過ぎ、うっかりしていると新年度を迎えてしまいそうです。
今朝は3時半ごろ片頭痛で目覚めました。昨夜寝るとき、なりそうな気配はしていたので、慌てず服薬。6時に起きたときもほとんど改善されていなかったので、今朝家を出る前にもう一度服薬。
確かに片頭痛から脱出できないのはイヤなのですが、実はわたし、このひと月以上、薬をのんでいなかったのです。それも無理をしてではなくて、痛くならなかったから。片頭痛薬を処方されるようになって4年経ちますが、おそらくこれほど長い期間頭痛にならなかったのは、初めてのことです。だからね、今日は頭痛になったんですが、このまま抜け出せていけそうで、うれしくもあります。
2つほど、心当たりがあります。ひとつは、目標に向かって打ち込める環境を整えたこと。もう、後がない、ヤルしかないと思ったら、わたしにしては思い切った行動力を発揮しました。もうひとつは、今までほとんど誰にも話したことがなかった母の事故のこと、それについてのわたしの思いを知人に話したこと。http://serukuru.asablo.jp/blog/2007/01/23/ 話しているときは辛かったけど、信じられないほど、心が軽くなりました。そして、他人のこうした話は聴くのが辛かったろうと思うと、耳を傾けてくれた知人にはありがたいと思いました。
そういうわけで、風邪ではなくヒドイ花粉症のわたしも、この春は少し前向きになっています。
ふと出た言葉で真意を知る ― 2007年03月18日 22時35分12秒

今日の写真、舞台裏を見せるようで悪趣味なんですが、先日3月15日 http://serukuru.asablo.jp/blog/2007/03/15/1265849に載せた写真のバッグの中身です。この写真を載せたら、2人の読者から、ぜひ中身を見せてというメールが来ました。というわけで、あまり気乗りはしないけど。だいたいこんなモンです。最近気に入っているのは、エスティーローダの口紅。金色のキャップにファーストネームを彫ってくれます。この写真のはチェリーブラッサムというまさに今ぴったりの色。かなり薄付きなので、わたしには似合わないと思うのだけど、何とか工夫して使っています。
今朝は5時に起きて、明日の来客に備えて、いまできるお掃除をミクロに。朝食はリンゴジュースとヨーグルトを食べながら、午後やるお菓子教室で試食する分を作りました。今日のメニューはミルフォイユ。今日は折り込みパイ生地をお教えするのがメインで、一日寝かせたものと、途中までのものを用意しました。それとクレーム・パティシエール。カスタードクリームのことです。わたしは個人的に、このカスタードクリームというのが、味が単調であまり好きではないので、生クリームを泡立てたものと半々にして合わせ、クレーム・シャンティというのにしてお教えしています。こうすれば生クリームの泡立ても一緒に勉強できるというメリットもあるので。そこまでやって、ほっとしたのもつかの間、知人に頼まれていたフルーツケーキとプリューノの催促の電話をいただきました。いつでもいいわよ~なんていう言葉に甘えていたのですが、「もー待てない。食べたいよぉ。」と。ありがたいです。
午後早く、父の買い物にお付き合いしました。休日にわたしが家にいることも珍しいので、たまには付き合ってあげなければと思って。でも、近所とはいっても、3時から生徒さんの家まで出張していかなければならなかったので、ちょっと焦り気味でした。
今日のお菓子教室は、わたしより年配の方もいらして、そういう方々はとても熱心に参加してくださいます。わたしのお菓子教室は、実習もするのですが、同じくらいの時間を割いて、素材そのものや材料、あるいはなるべく科学的になるようにお勉強タイムがあり、わたしとしてはそちらにちからを注いでいます。自分ひとりで作るとき、こうした知識がいちばんその人のちからになりますから。
夕方教室を終えて、花粉症対策に大きなマスクをし、自転車で疾走して家へ。大急ぎで夕食を作り、わたしは食べるのもそこそこに注文のケーキを作りをしました。
のちは自分の時間と思ったのですが、書類をコピーしなければならなかったことを思い出し、慌てて近所のスーパーへ駆け込みました。そこで、小学生時代の親友のお母様に会いました。彼女もわたしと同じプールに通っていらっしゃて、お膝が痛いので、よくプールを歩いています。ここ数ヶ月、寒いし、歩いて行くのが大変なのでお休みしているとのこと。わたしは言いました。「おかあさん、わたし、ほとんど毎日プールに行っているから、おかあさんのご都合の良い時間にわたしが車で送迎します。ね、だから、行きましょうよ。遠慮はしないで。」と。こんなことを言い、彼女がお願いしますと言ったら、どんなに自分が束縛されるかわかっていたけれど、それでもいいと思いました。わたしにそう思わせたのは、彼女の人柄です。
それともう一つ、彼女と別れて、おかしくなりました。わたしは毎日のようにあれだけ時間的・体力的に無理して、プールには行っているけれど、それが楽しいのか、自分にとって良いのか、だいたい何で泳いでるのか、本当のことを言うとよくわからない。その証拠に、「やめようかな。」という考えが頭の中をチラチラとよぎります。とても微妙なバランスなんだと思っていました。でも、夜彼女に言ったことを考えると、わたし、泳ぐつもりなんだ、ずっと。だからそんなにアレコレ考えなくても、いいんじゃないかと思いました。そう、極端に言えば、「そこにプールがある、だから泳ぐ。」みたいなんで、今はいいんじゃないかと。そう思ったら、急に気持ちが明るく軽くなりました。
そういうわけで、これからまた、明け方まで仕事をする予定。近所に仕事のできる部屋を借りたので、家事が目につかず、結構はかどります。それとは別に、明日は明日でまた仕事をします。頑張るもんね!
充実した日のワインは美味 ― 2007年03月19日 23時59分59秒

というわけで、ゆうべはあれから仕事をしたのですが、思ったより早く3時半ごろには終わったので、4時には家に帰れてそれからとりあえず1.5時間仮眠しました。年度末はどこでもそうだと思いますが、いつもこんな感じです。
6時少し前に起きて、仕事へ。何がいちばん辛いと言って、眠さではなく、花粉症でした。でも、これはわたしの努力ではどうにもならないので、かえって気が楽。体質だもんね。
さすがに帰宅する頃には疲れました。そういうときは最寄り駅で電車を降りて、ちょっとスーパーに寄りたくなります。別にこれという買い物はないのですけど。最近、家からいちばん近いスーパーコープが5日間休業して改装オープンしました。それでも、お店に入ってドーンと目に入ったのは、いつものように苺。
苺が大好きなわたしは、苺がわたしを呼んでいるような気がして、いつも吸い寄せられるようにして苺の前に。こうなると、買おうかどうしようかという選択ではなく、どの苺を買おうかという選択になり、絶対買ってしまう。姪っ子1号が「苺」と言うときには、「苺」の前に必ず接頭語ならぬ、接頭句が付きます。「おばさまの好きな苺」というように。
特売で2パック買ってきたわたし、どうしようかと思ったのは一瞬で、お菓子教室の友達に教えてもらった、苺とバナナのコンフィチュール(ジャム)を作ることにしました。
さほど早く帰ったわけでもなかったのですが、月曜日はプールが休館日なので、じっくり料理に取り組み、新しいワインも開けました。写真がそのワイン。昨年、山梨に行ったとき、大好きな原茂(ハラモ)ワイナリー http://www.haramo.com/ で買った、ハラモヴィンテージ甲州樽熟成2004。勝沼ボトルです。実はこのワイン、国産ワインコンクール・甲州辛口カテゴリーで最優秀カテゴリー賞を取ったものです。辛口なんですが、トゲトゲしさがなく、ふんわりとやさしく、花の香りのするワインでした。和のワインには和のグラスということで、今日のグラスは佐賀・有田の深川製磁で買ったちょっとレトロな有田焼のグラスです。
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